7つの習慣

Covey Network News 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ コヴィーグループ発行

第34回 コラム

「7つの習慣」〜シニア社員の活性化 その2〜

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
事業企画部 コヴィーグループ
森 良枝
■シニア社員の活性化における具体的な導入事例

前回のコラムでは、シニア社員とひと括りに言っても、想定している対象層やテーマは各社によって様々であるとお伝えしました。
筆者はここ数ヶ月の間、様々な企業の人事企画あるいは人事研修部門、時にはキャリア推進室の方から、シニア社員活躍推進に向けた具体的な課題をお伺いしてきました。その内容は以下3つのケースに分類することができます。

<ケース1> 「役職定年者」のモラル向上
         対象:役職定年者(部課長)

<ケース2> 「退職〜再雇用後」65歳までの活性化
         対象:定年退職年齢に到達された方、再雇用対象者

<ケース3> 「役職に就いていない不活性気味のベテラン社員」
         対象:成長が伸び悩んでいる40歳代



今回のコラムでは、<ケース1>「役職定年者」のモラル向上をねらいとして「マスターピース」研修を導入されたお客様の事例をご紹介いたします。

■A社のケース

〜研修中の受講者の様子〜

研修開始前、会場に入ってこられた受講者から次のような発言が聞こえてきました。

 「どんな研修を受けさせられるんだろうなぁ」
 「我々に辞めろって伝える研修みたいだぞ」
 「もう俺たちは邪魔者なんだよな」


会場内にいた筆者は「おはようございます!」と笑顔で受講者をお迎えしましたが、心の中では「今日の研修は成り立たないのでは・・・」と心配になっていました。

人事部長の開講講和は55歳の役職定年について触れたものでした。ますます、受講者の気持ちが心配になりました。

研修開始1時間後、【20年前の自己紹介】と【20年後の自己紹介】という趣向を凝らした演習でのこと。この演習では、その時代の自分になりきりペアで互いに自己紹介を行います。【20年前の自己紹介】では全員が楽しそうに話し盛り上がっていたのに対し、【20年後の自己紹介】はとても難しかったようです。

この演習後、受講者の1人から次のような感想があがりました。

 「20年前のことは自分がこれまでやってきたことなので、楽しく話せました。でも、20年後のことについては自己紹介なんてできませんでした。昨日今日の延長なんだろうなと思いながらも想像がつかなかったんです。どんな人生になるのか心配になりました」

会場内でうなずいてる人が数多くいました。

夕方には皆さんが前向きになって会場を後にされる、と確信した筆者でした。

そして、研修終了後の受講者のアンケート結果は上記の通りで、実に晴れ晴れとした表情で会場を後にされたのです。



次回は<ケース2>「退職〜再雇用後」65歳までの活性化の導入事例をご紹介いたします。

 

よろしければ、下記のアンケートフォームへご意見、ご感想をお寄せください。

今回の記事について、アンケートにご協力お願いします。

     

よろしければご感想やご意見をお書きください

*本プログラムは、株式会社リクルートマネジメントソリューションズがフランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社より販売を委託されているプログラムです。
*本プログラムは、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社の講師が担当します。
*7つの習慣® 他商品名は、米国フランクリン・コヴィーまたはフランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社の登録商標です。

Page Top