7つの習慣

Covey Network News 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ コヴィーグループ発行

7つの習慣 コラム

第17回_第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」その2〜「感情移入の傾聴」とは?〜


■心の扉は内側からしか開かない

お互いの Win (欲しい 結果)を知るためには、相互コ三ュニケーショ ンが大切です。

相手の考えを文字や言葉でも読み取ることはできますが、真意を知るには相手の感情も汲み取る必要があります。
コミュニケーションは感情のやり取りとも言えるでしょう。

感情まで受け止める私たちの日常の聞き方について紹介します。


「聞き方」にはいくつかのレベルがあります。

1.無視する
これもひとつのコミュニケーションスタイルです。人の話をまったく聞かない態度です。このような場合は関心がまったくないのか、あるいは無視することで自己表現をしているのかもしれません。
無視するのもある意気が必要かもしれません。しかし、無視された人はどんな気持ちになるのでしょうか?

2.聞く振りをする
人と話をしていて「この人、本当に私の話を聞いているのかしら?」と思ったことはありませんか?
視線を向けてくれるわけでもなく、適当な相槌をうつだけで、まったく別なことを考えている風にしか
思えない態度です。
聞く振りをされていると話を続けるのもためらってしまいますよね。

3.選択的に聞く
一応、話は聞いてくれているようです。しかし、自分の興味関心がない話題になると上の空になり、逆に興味を
そそる話題になるといきなり乗り出して会話に参加してくる。まさに自分の中で判断して、内容を取捨選択して
会話に臨むような態度です。

4.注意して聞く
話の内容をちゃんと注意を払って聞く態度です。相手の言ってることに耳を傾けて、内容を把握するために
一生懸命に聞こうと努力する態度です。
しかし、事柄や状況を理解できても、感情を把握するまでには至りません。

5.感情移入の傾聴
相手の話の内容だけではなく、相手の視線、しぐさ、声のトーンなどにも注意を払い、その人の感情まで感じ取りながら聞く態度です。
つまり言葉の知的内容だけを受け止めるのではなく、それが相手自身にとってどんな意味を持つのか、感情的・
情緒的側面に十分に注意を払い、その人自身を理解しようとするのが感情移入の傾聴です。


「1〜4」までは、聞き手が主役で会話をコントロールしている状態です。
一方「5」の主役は話し手です。聞き手は相手を心から理解しようと主体的に聴いている状態です。
話し手は、自分のことを本当に理解してもらえたと思うと、心を開いてくれます。
しかし無理やり聞き出そうとすると、逆に相手の心は閉ざされてしまい、真意を伝えたくなくなります。

人の心の扉は、自分が理解されたと思ったときにしか開きません。
皆さんの会話のスタイルは「1〜5」のどれに当てはまりますか?

  
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*本プログラムは、株式会社リクルートマネジメントソリューションズがフランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社より販売を委託されているプログラムです。
*本プログラムは、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社の講師が担当します。
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