7つの習慣

Covey Network News 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ コヴィーグループ発行

特別寄稿

あの『小学校実践記』の渡邉先生ご自身の「7つの習慣実践記」2

千葉県船橋市立行田西小学校
渡邉 尚久氏

前号で「7つの習慣」と出会った渡邉先生が、どのように小学校の授業に「7つの習慣®」を取り入れるに至ったのかが今、明らかになります。

前回コラムはこちら

■“信頼残高”の授業誕生!

  平成12年。運命の年を迎えます。初めての3年生担任。ある朝のことでした。ある2人の子どもの行動によって“信頼残高※”の授業が誕生したのです。(詳しくは『7つの習慣 小学校実践記』)
授業後の子どもが書いてくる感想を読み、「『7つの習慣』の授業は子どもを変える!」と確信しました。その後、「7つの習慣」の授業づくりが本格的にスタートします。

信頼残高とは、ある人間関係における信頼の度合いを表す比喩表現です。その人間関係において信頼を築く、あるいは修復する行為を「預け入れ」、逆に信頼を低下させる行為を「引き出し」と呼びます
 

■「7つの習慣」授業を育んだ3つの要因

1.新たな気づき

しかし、問題が生じました。1つの習慣を1時間の授業でやるには内容が多すぎるのです。
平成14年7月。その問題解決の糸口になる出来事がありました。

私はフランクリン・コヴィー・ジャパン主催の「7つの習慣」のセミナーに参加しました。それまで「7つの習慣」を熟読していた私は、一般企業ではどんな教え方をするのだろうか、という問題意識を持って臨みました。
2日目の後半辺りから、自分の中で何かが変わっていくのがわかりました。3日目が終わった時、はじめの動機とは違う気持ちを味わっていました。そして「7つの習慣」の奥の深さを改めて思い知らされました。「7つの習慣」は自分を見つめ直し、これからの行き先を考えさせるものなのだと。

そして、1つの習慣に1時間というスタイルにこだわらず、1つのエッセンスに1時間という授業スタイルを思いついたのです。

2.書くことの魔法

「7つの習慣小学生バージョンを3年以内に日本中に広める」
これはセミナー直後、ノートに書いた一文です。何を根拠に3年以内と書いたかは未だにわかりません(笑)。しかし、その2年半後に小学校実践記を発刊できたことを考えると、目標を紙に書く、という行為は目標実現のためには欠かせない要素なのかもしれません。

3.人との繋がり

セミナー2か月後の9月。フランクリン・コヴィー・ジャパン ファシリテーターの西村さんが授業参観にいらっしゃいました。この時、一緒に来て下さったのがリクルートマネジメントソリューションズ コヴィーグループの森さんと原田さんでした。森さんは「7つの習慣」の授業をしている私を探していたらしく、まさかこんな形でお会いできるとは・・・。これが縁で「教師のための7つの習慣メーリングリスト」を立ち上げることができました。現在では50名以上の仲間がいます。

■「7つの習慣」小学生バージョン原型完成〜更なる飛躍

その後、「7つの習慣」の授業を次々に完成させていきました。授業の流れ、ワークシート、パワーポイント、1時間のシナリオ。約50時間の授業を、それこそ取り憑かれたように作っていました。神懸かるという言葉がありますが、この時の私はまさにそうだったかもしれません。もう一度同じことをやれと言われても、もうできないかもしれません(笑)。

1.新しい学校での実践

赴任3校目にあたる行田西小学校。ここでまた、運命的な出逢いを果たします。『小学校実践記』の子どもたちです。そして、平成15年4月、あの『7つの習慣』の訳者である川西さんとの出逢いもありました。7月、川西さんをお迎えして、「7つの習慣」の授業は始まりました。行田西小での実践の始まりです。

2.コヴィー博士来日記念授業&『小学校実践記』発刊

この2つの大きな出来事は、実は私の夢や目標の中には正直ありませんでした。いや、叶えようと思って叶えられるものではなかったと思います。では、なぜこのような出来事が実現したか。それは、多くの人との出会いによるものだと思います。自分にできる小さなことをこつこつと続け、その過程で出逢った人を大切にする。そうすることで、とんでもなく大きな出来事が実現できるのだと思います。

3.進化、そして深化

現在、5年生の担任をしています。同じように実践していますが、目の前の子どもたちが違うせいか、授業が変わるのです。教える子どもが違うと反応も違う。そしてその反応から刺激を受け、私自身が変わる。「7つの習慣」の授業が進化していくのがわかり、この上ない幸せ感を感じています。

■今、思うこと

こうして「7つの習慣」との衝撃的な出逢いから今までを振り返って思うことは、結局のところ、行動するか、しないか、がその後の人生を大きく左右するのではないかということです。「7つの習慣」はどこにでもあるような内容かもしれません。しかし、それをどれだけの人が実践しているでしょうか。自分を成長させる上で「これで終わり」ということはありません。これからも「7つの習慣」を実践し、日本の子どもたちに教えていきたいと考えています。

〜完〜

渡邉先生の想いが「影響の輪」を広げ、多くの人との繋がりを広げることになりました。
そしてその繋がりが「7つの習慣 小学校実践記」の出版へと導いたのです。
「7つの習慣」の授業に参加した子どもたちは、この先周囲にどのような影響を与えていく大人になっていくのでしょうか。
きっと私たち大人にも勇気とエネルギーを与えてくれることでしょう。

 

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*本プログラムは、株式会社リクルートマネジメントソリューションズがフランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社より販売を委託されているプログラムです。
*本プログラムは、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社の講師が担当します。
*7つの習慣® 他商品名は、米国フランクリン・コヴィーまたはフランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社の登録商標です。

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