7つの習慣 3人の証言:導入事例のご紹介

「3人の証言」とは、各プログラムをご受講いただいた受講者、導入のご担当者、ファシリテーターの声です。今後、順次ご紹介していきます。

  • 受講者の声
  • 導入ご担当者の声 株式会社ブリヂストン様
  • 社内ファシリテーターの声

導入ご担当者の声

  • 仕事にもプライベートにも活かせる「7つの習慣」
    「7つの習慣」の学びを組織文化にするため
    フロアに創設した「The Seven Habits」打合せスペース
    部門の小さな取組みで全社の働き方改革の実現へ貢献

    株式会社ブリヂストン
    材料加工技術開発部 材料生産システム企画ユニット
    前原浩之様

  • 株式会社ブリヂストン 材料加工技術開発部 材料生産システム企画ユニット 前原浩之様

背景・課題

アウトプットの質を上げたい

「最近、質の高いアウトプットが少なくなっている」。2015年、本部のトップから、そういった声が出ました。 われわれの本部は関連部署も合わせて約300名のエンジニアから構成され、タイヤの生産における革新的技術を生み出すことをミッションとしています。私もエンジニアですが、現在は本部メンバーの能力開発に向けた教育・訓練の担当も兼務しています。
トップの要請に対し研修面からアプローチし、アウトプットの質を上げるにはどうしたらいいか、頭を悩ませていました。
実は従来の本部内研修に対する受講生の評判が芳しくなく、アンケートでは毎年同じで代わり映えがないという意見が出ていました。そこで内容の刷新について上司に相談したところ、上司も同じ問題意識を持っていたようで、取り組みを始めるにあたって背中を押してくれました。そんな中、情報収集を進める過程で出会ったのが「7つの習慣」でした。

検討プロセス・実行施策

木の根っこを育てる内容

The Seven Habits

早速、書籍『7つの習慣』を取り寄せ、読んでみると、心に響く箇所がいくつもあったため、3日間の公開コースに参加してみました。2016年3月のことです。
目から鱗でした。私自身も数多くの研修を受けてきましたが、内容が人格やマインド形成に及ぶ研修は初めてでした。講師の話が心に刺さり、私生活でも仕事でも、当たり前のことができていないのではないかという気持ちに駆られました。特に第4の習慣「Win−Winを考える」が衝撃的でしたね。自分は「Win−Lose」で物事を考えてきてしまっていたと。
従来われわれが行ってきた研修は、業務上のテクニックを教えるような内容が主でした。アウトプットを急がせる研修といってもいいかもしれません。
その点、「7つの習慣」研修は違っており、良いアウトプットを出す以前に必要な、本人のマインドを醸成する内容だと思いました。例えば、アウトプットを果実だとしたら、「7つの習慣」研修は果実を得るために、先ず木の根っこを元気にしっかり張らせるための研修といっていい。トップの「質の高いアウトプットを」という期待に十分応えられる内容であるとの自信を深め、「7つの習慣」研修を採用したいと、さらに前向きになりました。
上司の理解も得られたことから、その月のうちに早速リクルートマネジメントソリューションズ様にデモ研修を実施いただきました。その時の参加者の評判が良かったため、正式な研修プログラムとして採用することにしました。

「他の人に勧めたいか」に受講生全員がYES

2016年5月に初回がスタートし、現在までに3回実施しています(2017年5月現在)。
初回は上司の推薦で受講生を決めましたが、2回目以降は手上げ制にしています。「7つの習慣」は知名度が高く、募集後、定員がすぐに埋まってしまいます。
受講生の評判はとてもいいですね。「心に響く内容だ」「こんな研修、受けたことがなかった」「私生活でも使える」と。受講後のアンケートで、この研修を他の人に勧めたいか、という質問に対して全員が「YES」と答えています。

例えば人間関係。仕事は一人では完結せず、他者あるいは他部門との協働が不可欠です。その基礎にあるのが人間関係であり、その構築に大きな効果を発揮するのがこの研修だと私は思っています。

私ごとになりますが、先日、家内とささいなことで喧嘩し、私が不用意な発言をしてしまった瞬間、私に対する家内の(「7つの習慣」が教えるところの)「信頼残高」が激減したのを痛感しました。チャリンチャリンとお金が引き出されてしまった音が聞こえたのです。「7つの習慣」を知るまでは、自分への信頼に関し、相手ごとに「残高」があるなんて、考えもしませんでした。私生活がうまくいっていない状態で、仕事がはかどるわけがありません。そんなことも考えさせてくれるとても深い内容です。

成果・今後の取り組み

学んだ内容を仕事の問題解決に生かす例も

この間、嬉しいことがあったんです。受講生の一人が研修で使った模造紙を一枚、わけてもらいたいと。訳を聞いたら、研修で教わったことを仕事の現場で試してみたい、ということでした。
「7つの習慣」のうち、公的成功、つまり仕事で成功するための習慣が、「Win―Winを考える」(第4の習慣)、「まず理解に徹し、そして理解される」(第5の習慣)、「シナジーを創り出す」(第6の習慣)の3つです。
研修では、二つのグループに分かれ、アルファベットのTの字の右側と左側にそれぞれの主張を書き込み、お互いの「Win−Win」を考えながら、相手の立場を理解し、新たなシナジーを創り出すことを目的としたグループワークが行われます。それを仕事の場面でやろうというのです。
翌々日、本人に会ったら、「うまく行きました!」と満面に笑みをたたえていました。嬉しかったですね。

働き方改革とリンクした試み

このように、せっかく良い内容の研修であっても、学んだことを仕事の現場で実践してもらわないと、意味がありません。
当社は今、生産性を向上させ仕事の質を高めて労働時間を削減する「働き方改革」に全社をあげて取り組んでいます。
「7つの習慣」はアウトプットの質だけでなく、そこに至るまでのプロセスの効率化にも役立つと考え、「The Seven Habits(7つの習慣)」と名付けた7つのテーブルから成るノマド型の打ち合わせスペースを設けました。研修で使った映像を壁のスクリーンに流すと共に、一つ一つの習慣を表すオブジェを各テーブルに配置、書籍やムックも自由に手に取れるようになっています。研修で学んだ内容を受講生に実践してもらいながら、未受講の社員にも内容を広め、興味をもってもらう、そんな狙いのスペースです。
もともと、会議室の予約がなかなか取れないという課題が部門内で上がっており、早急に新たな打ち合わせスペースが必要だったわけですが、「7つの習慣」と結びつけて実現させたのは私のアイデアです。昨年10月にはプランがまとまり、12月に完成、今年の1月から実際に使われています。

「終わりを思い描く」打ち合わせを

一番工夫したのは、「7つの習慣」の習慣ごとの教えと各打合せスペースのデザインをリンクさせたことです。打合せをする度、「7つの習慣」の各学びが想起され、実践を促す仕掛けにしたかったのです。リクルートマネジメントソリューションズ様、フランクリン・コヴィー・ジャパン様にもご協力いただきながら、7つのテーブルを用意し、それぞれHabit1、Habit2…と名づけました。
たとえば、第2の習慣に「終わりを思い描くことから始める」、第3の習慣に「最優先事項を優先する」とありますが、Habit2と3にあたるテーブルには、足が長いうえに床と接した面が球面で、両足でバランスを取らないと倒れてしまう椅子が配置され、15分も座っていると、お尻が痛くなる仕掛けになっています。打ち合わせをする際、自然に、第2の習慣、第3の習慣が実践されるというわけです。
また、机を組み合わせて八角形にした最も大きなテーブルはHabit4にしました。他部門含め、大勢の人間が打ち合わせをする場所にこそ、第4の習慣「Win−Winを考える」が重要になると考えたからです。
このスペースを最大限活用してもらい、理解と学習に留まらず、各人の行動と習慣に「7つの習慣」が活かされたものにしたい。ひいてはそれが部門の文化として定着することで、先ずは自部門から質の高いアウトプットを効率よく生み出し続けられる組織への改革を実現したいと思っています。

欲しいのは黄金の卵

「7つの習慣」の研修で、イソップ寓話の「ガチョウと黄金の卵」という話が出てきます。飼っていたガチョウの巣の中にキラキラ輝く黄金の卵を見つけた農夫が、それを売って大金持ちになったものの、一日一個しか手に入らないことにしびれを切らし、もっと多くの金の卵を手に入れようとガチョウの腹を割いたところ、中は空っぽでガチョウも死んでしまい、二度と黄金の卵を得られなくなってしまったというお話です。
私はこのスペースそのものを黄金の卵を産み続けるガチョウのように、良質のアウトプットがどんどん生まれる場所にしたいと考えています。ここで「7つの習慣」についての理解を深め、その学びを実践する。そのことで、行動と習慣が変わり、より多くの黄金の卵が産まれるようにしたい。もちろん、焦らずに欲張らずに、ですね。

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