■社員プロフィール
氏名:杉山 友映さん
所属:経営企画部 HRD・OD事業企画グループ 所属
2020年に、新卒でリクルートマネジメントソリューションズ(以下、リクルートMS)入社。人事グループで新人採用・新人育成・給与・福利厚生など幅広く業務を担当したのちに経営企画部に異動。現在は人材開発・組織開発領域の経営企画を担っている。

■入社理由
一つの手法に縛られない。だからリクルートMSを選びました。
中学・高校でチームスポーツをしていて、組織力がチームや個人に与える影響の大きさを感じていました。それが原点となり、人・組織領域への関心が高かったと思います。
大学生のころにはサークルで人事のようなことをしていて、難しさを感じつつも、複雑で面白いとも感じていました。また、就活を始めて社会に目を向けた時、組織がどんなに良い事業を行おうとしていたとしても、人・組織がうまくいかないと、良いことも成しえないと気付きました。
そこで志望したのが、リクルートMSです。理由は、人・組織に総合的にアプローチできる会社だから。人事領域は、会社ごとに組織の特徴が異なり、課題も複合的に絡み合っています。そのため、解決の難度がとても高いです。リクルートMSは、採用支援や研修など一つの領域に特化するのではなく、幅広い領域を扱っています。加えて、一つの手法だけでなく、多様な手法で多角的に課題を紐解ける会社という点で魅力的でした。
また、大学時代、サークルの組織運営で悩んでいた時に、リクルートMSの事例や研究がヒントになったことがありました。自分が困っていた時に実際に助けられたという体験も相まって志望度が高まり、入社を決めました。
■これまでのキャリア
新卒配属は人事グループ
入社後、最初に配属されたのは人事グループで、新卒採用の設計から、給与・福利厚生など幅広い業務に携わりました。新卒採用では、戦略立案から実際の入社までの全フロー。新人育成では、方針設計から1年間の定期フォローを担当しました。社長からの依頼で、自社の人的資本をデータで分析し、経営メンバーに報告する業務も経験しました。
これらの仕事に共通していたのは、「答えがない」ということです。採用の戦略をどうするか、どうやって人を集めるか、内定者をどうフォローするか。どれも決まった型がありません。人的資本も同じで、データはたくさんある中で、どのような切り口で何を見るか、何を掛け合わせるか、何を経営に伝えるべきか、すべて自分たちで考えなければなりませんでした。
こうした経験を通じて、全社目線でデータを読み解く力と、「答えのない問い」に対して意思をもって構想し、形にしていく力が身についてきたと思います。
組織から事業へ、経営企画部への異動
人事業務を一通り経験したころ、新卒4年目の10月に経営企画部への異動が決まりました。
実は就活をしていた時から、「企画力を磨きたい」と思っていました。人事の仕事をしていくうちに、「企画力をさらに磨きたい」「異なるフィールドで試してみたい」と思うようになりました。そこで異動が決まったのが経営企画部でした。
経営メンバーから「面白い仕事だから楽しんでほしい」という声かけもあり、ポジティブな気持ちが強かったです。ただ、慣れない部分も多く、リクルートMSがどんな商品を扱っていて、どれくらいのお客様と取引をしているのかといった事業の全体像を理解していくのは大変でした。
一見すると、人事業務と経営企画業務は異なる業務に思えますが、「企画する」という本質は、どちらも同じだと思っています。テーマに対して意思をもって構想し、周囲を巻き込みながら課題を解決していく、人事業務を通して磨いてきたものが、そのまま活きている感覚があります。
違いがあるとすれば、人事業務は組織視点で考える、経営企画業務は事業視点で考える、という立場の違いがあるくらいだと思います。
■経営企画部の仕事
経営企画部の仕事。それは、会社の今と未来を考えること。
経営企画部の仕事は一言でいうと、「お客様への提供価値と、事業としての継続性を両立させながら、リクルートMSという会社の今と未来を考えること」です。
中長期の方針策定、翌年の計画立案、今期の進捗管理という3つの軸を持ちながら、お客様に提供すべき価値は何か、競合に対してどこに優位性を見出すか、そのためにリクルートMSはどうあるべきか。これらを考えつつ、経営メンバーの思いを引き出して、事業戦略を形にしていきます。
事業戦略が決まったら、各統括部長とすり合わせ、それが社員一人一人の業務設計にもつながっています。社員への方針共有機会の設計から、毎月の売上予測まで事業に必要なことを何でも行います。お客様のために、事業のために、リクルートMSの成長のために必要だったら、基本的には何でもやりたいと思っています。
20代から経営メンバーと向き合う~中期方針策定に挑戦してみて
人事で培ってきた、構想を形にする力、データを全社視点で見る力を、経営企画部で本格的に試されたのが、中期方針の策定プロジェクトです。つまり、リクルートMSがこれから迎える3~5年の中長期的な方針を描き、考える大きな仕事でした。この半年間は、経営視点を持ちながら、答えの出ない課題に向き合い続けた日々だったと思います。
事業課題を構造化し、経営メンバーと何度もやり取りしながら、お客様への提供価値、競合への優位性、戦略を一緒に考えていく。さらに、年度ごとの利益率や売り上げ構成といった数値目標を設定していきます。これらが現場社員一人一人の行動につながっていくということです。
この半年間、経営メンバーから繰り返し言われたのは、「事業を数字や構造で捉えなさい」「一貫性をもって作りなさい」ということでした。財務・戦略・ブランド・営業・プロダクト・サービスといった多岐にわたる要素を俯瞰し、一貫した構想を描くことを求められました。
実際にやってみると、一貫して構築したからこそ機能している。自分自身が構造や数字で捉えられているからこそ、できるようになる判断がある。このような実感を持ち、本当に大切だと思う日々でした。
財務や経営の知識が足りないと感じることも正直ありました。不足感を抱えながらも考え続け、形にし続けることが、難しくも大切な経験になったと思います。取り組む中で、見える視界が着実に広がってきた実感があります。事業の様々な機能や要素が繋がり合うことで、シナジーが生まれることも実感できました。
やりがいは「届いている」と感じられる瞬間
経営企画部の仕事は難しさを感じることもありますが、やりがいを感じる場面も多々あります。直接お客様と向き合う機会が少ない分、「届いている」と感じられる瞬間が、大きな原動力になっています。
1つ目は、現場から良い事例を聞いた時です。自分が直接かかわっていなくても、お客様に価値ある提供ができたと聞こえてくるとき、描いてきた方向性が現場で生きていると感じ、嬉しくなります。
2つ目は、顧客接点を持つ組織だけでなく、スタッフ組織でも試行錯誤が生まれ、その成果が聞こえてくるときです。事業の方向性が様々な組織に届き、それぞれが自分ごととして動いている。そんな実感が持てる瞬間です。
3つ目は、数値として目標に近づいていることです。長期でモニタリングしてきた指標が良い方向に動いている時、事業全体として目指す姿に近づいていると感じられます。
目に見えにくい仕事だからこそ、こうした瞬間に出会えることが、日々の大きな支えになっています。
■これからのビジョン
リクルートMSを、「人・組織の課題に根本から向き合い、一緒に解決してくれる会社」へ
中期方針策定の取り組みを経て、リクルートMSをお客様の中核・根本的な人・組織課題を特定して、解決できる会社にしていきたいと、より思うようになりました。現在は、弊社を人・組織のパートナーとして頼ってくださる企業もいらっしゃれば、特定のサービスを提供する会社だと捉えてくださっている企業もあります。
目指す姿は、すべてのお客様に「リクルートMSは人・組織の課題に根本から向き合い、一緒に解決してくれる会社」だと思っていただくこと。
そのためには、中核課題を相談してもらえる関係性を築けるか、根本的な課題を特定できるか、それに対応できるソリューションを磨き続けられるかどうかが問われます。まだまだ理想のためにやるべきことはたくさんあります。
1日のスケジュール
9:00 業務開始。他部署から上がる事業に関する相談内容の確認
10:00 上司との1on1
11:00 ワーク(自部署で出す起案の作成)
~お昼ごはん~
13:00 経営メンバーが参加する事業の意思決定会議に参加
15:00 組織横断プロジェクトの会議
16:00 メンバーとの1on1
17:00 ワーク(企画の構想)
19:00 業務終了
■就活生へメッセージ
答えがないから、面白い。自分の可能性を自分で決めすぎないことも大切です。
人・組織領域の面白さは、答えがないことだと思います。難しいからこそ、お客様を支援する意味があります。人・組織は事業の根幹であり、どんなに良い方針を描いても、人・組織が生き、うまく動かなければその方針を達成することはできません。そこに面白さを感じられる人は、きっとこの仕事が合うと思います。
ぜひ就活生の皆さんには、自分の可能性を自分で決めずに、いろんなことをやってみてほしいです。就活をしていると、「自分はこういう人なんだ」と認識する機会が多くあると思います。
しかし、就活で描いた「自分像」は、あくまでも現時点の姿に過ぎません。働き始めてからも、さまざまな経験や出会いを通じて、変わり続けます。今は想像もできない成長や発見が待っているからこそ、ぜひ多くのことに積極的に挑戦してみてください。