心理測定技術の探求

適性検査やサーベイ結果の正しい解釈のために
適性検査やサーベイの設計方法、得られたデータの分析や解釈の仕方については、心理統計という分野で研究が行われています。ここでは人事や経営管理に関する測定データの活用に役立つ心理統計の研究知見や、実際のデータ解析結果を紹介し、適切なデータ収集や活用につなげる方法を考えます。
機関誌
-
2022年8月
-
2019年5月
連載
「マネジメント人材育成ブック」-
2018年10月
論文
-
2023年11月プロブスト法を使用した多面観察評価の妥当性検証
今城志保・藤村直子・菅原育子(東京大学高齢社会研究機構、西武文理大学)・坂本 佑太朗・肖 雨知・中山 豊 日本心理学会第87回大会
-
2021年9月営業職チームにおけるチーム成員の性格特性とパフォーマンスの関連性―マルチレベルによる検討―
岩岡若菜・内藤 淳・坂本 佑太朗・岡田佳之 経営行動科学学会第24回年次大会
-
2021年9月適応型テストの回答データを用いた項目特性値推定―本番テストの回答情報の利用―
杉山 剛 日本テスト学会第19回大会
-
2021年9月適応型テストを受検した場合の不適切解答者の検知
歌川真一郎(筑波大学)・登藤直弥(筑波大学)・甲斐江里・尾崎幸謙(筑波大学) 日本テスト学会 第19回大会
-
2019年8月適応型テストの回答データを用いた項目特性値推定−能力特性値の標準誤差情報の利用−
杉山 剛 日本テスト学会第17回大会
-
2017年8月リッカートとイプサティブ回答形式を用いた性格特性尺度の検討−測定内容の違いに着目して−
今城志保・酒匂志野・坂本佑太朗 日本テスト学会第15回大会
-
2017年8月段階反応モデルでの適応型テストの回答データを用いた新作項目の特性値推定
小路純寛・杉山 剛・藤田彩子 日本テスト学会第15回大会
-
2017年8月bi-factorモデルを使った性格特性検査に関するIRT分析
坂本佑太朗・酒匂志野・今城志保 日本テスト学会第15回大会
-
2016年10月学力テストの下位領域に関するIRTを使った測定論的特徴の把握
坂本佑太朗・柴山 直(東北大学大学院)日本教育心理学会第58回総会
-
2016年9月適応型テストの回答データを用いた新作項目の項目特性値推定
杉山 剛・仁田光彦 日本テスト学会第14回大会
-
2016年9月能力検査受検にスマートフォンを使用することの影響とその要因
園田友樹・藤田彩子 日本テスト学会第14回大会
-
2016年9月複数国において実施された性格特性検査における因子構造
酒匂志野・坂本佑太朗・今城志保・分寺杏介(東京大学大学院)日本テスト学会第14回大会
-
2016年9月複数国において実施された性格特性検査におけるDIFの検出
坂本佑太朗・酒匂志野・今城志保 日本テスト学会第14回大会
-
2016年9月認知的診断のための測定論的情報を抽出するIRT分析
坂本佑太朗 日本テスト学会第14回大会
-
2016年7月What would cause inflation of self-ratings on personality aptitude scales? -The effects of impression management and self-enhancing tendency-
今城志保・登藤直弥(国立情報学研究所 情報社会相関研究系 特任研究員)・ワン チェン・酒匂志野・坂本佑太朗 国際比較文化心理学会第23回大会(International Association for Cross-Cultural Psychology 23rd International Congress)
-
2016年6月わが国のTIMSS2011数学データにおける多次元IRTを使った妥当性の検証について
坂本佑太朗 日本テスト学会誌 Vol.12 No.1 P37-53
-
2015年9月適応型テストのためのLDAを用いた項目間類似度の利用可能性
杉山 剛・加藤嘉浩(電気通信大学)・石井隆稔(首都大学東京)日本テスト学会第13回大会
-
2015年9月イプサティブ回答形式を用いた性格特性尺度分析に関する考察
酒匂志野・今城志保・北原瑞穂(東京大学大学院教育学研究科)・荘島宏二郎(独立行政法人大学入試センター)日本テスト学会第13回大会
-
2014年11月組織風土と性格特性がメンタルヘルス良好度に与える影響
仁田光彦・渡辺かおり・園田友樹・内藤 淳 経営行動科学学会第17回大会
-
2014年11月一般企業人における,性格特徴ならびに首尾一貫感覚とメンタルヘルス不調との関連
園田友樹・仁田光彦・渡辺かおり・内藤 淳 経営行動科学学会第17回大会
-
2014年9月時代変化による高評価者の特徴変化について−性格検査の予測的妥当性の変化の分析−
仁田光彦・舛田博之・山田 香 産業・組織心理学会第30回年次大会
-
2014年8月多次元IRTを用いた性格特性尺度分析に関する考察
酒匂志野・今城志保・ワン チェン・佐藤美智・小方 真・北原瑞穂(東京大学大学院教育学研究科)・荘島宏二郎(独立行政法人大学入試センター)日本テスト学会第12回大会
-
2013年8月性格検査のフェイキング耐性に関する研究
坂本亜沙美・宇佐美慧(南カリフォルニア大学)・内藤 淳 日本テスト学会第11回大会
-
2013年8月項目露出率を最小化する複数等質テスト構成手法
日本テスト学会大会発表賞(第7回)石井隆稔(電気通信大学)・舛田博之・仁田光彦・植野真臣(電気通信大学)日本テスト学会第11回大会
-
2013年8月適応型テストを複数回受検した場合の形式への慣れの影響
櫻井麻野・舛田博之 日本テスト学会第11回大会
-
2013年8月アジア3カ国における性格特性の比較
酒匂志野・今城志保・ワン チェン・小方 真・荘島宏二郎(大学入試センター)日本テスト学会第11回大会
-
2012年11月知識や経験を取り込み応用するために必要な能力の測定
藤田彩子・園田友樹・舛田博之 経営行動科学学会第15回大会
-
2012年9月楽観性はどのように仕事のパフォーマンス向上に寄与するか−性格特性のパフォーマンスへの影響を楽観性が調整する効果の検証−
今城志保・荒井理江 産業・組織心理学会第28回年次大会
-
2012年8月採用場面における適性検査のフェイキング回答に関する研究
日本テスト学会大会発表賞(第6回)
阿部 優・坂本亜沙美・内藤 淳 日本テスト学会第10回大会 -
2012年8月客観式能力テストへの段階反応モデル適用についての検討
仁田光彦・舛田博之 日本テスト学会第10回大会
-
2011年9月IRTの組織サーベイへの応用
持主弓子(イリノイ大学)・今城志保 日本テスト学会第9回大会
-
2011年8月近年における大学生の一般知的能力の経年変化
舛田博之 日本労働研究雑誌 第614号(2011年9月号)
-
2010年12月企業における若年層の社会人基礎力の年次変化に関する考察
渡辺かおり・山田 香・内藤 淳 人材育成学会第8回年次大会
-
2009年9月適応型テストの回答データを用いた項目特性値の推定潤オデータの偏りが項目特性値推定に及ぼす影響潤オ
藤田彩子・舛田博之 日本テスト学会第7回大会
-
2009年9月適応型テストの回答速度と得点の関係
新井一寿・舛田博之・櫻井麻野 日本テスト学会第7回大会
-
2009年8月P-Eフィットとパフォーマンスの関係性について−統合的なアプローチ
渡辺かおり・福山亜紀子・山田 香・内藤 淳 産業・組織心理学会第25回大会
-
2008年8月大学生の過去10年の性格傾向変化
持主弓子・柚木 さおり・藤田彩子・舛田博之 産業・組織心理学会第24回大会
-
2007年8月近年における大学生の一般知的能力の経年変化
藤田彩子・持主弓子・舛田博之 日本テスト学会第5回大会
-
2006年8月確認的因子分析による360度サーベイの特徴の把握潤オ自己評定と上司・同僚・部下による他者評定の測定等価性の検証潤オ
前田純子・入江崇介 日本テスト学会第4回大会
-
2005年9月適性検査の予測的妥当性−職種別および製造・非製造業別の分析−
飯塚 彩・持主弓子・内藤 淳・二村英幸 産業・組織心理学会第21回大会
-
2005年8月CBTにおける受検者の回答速度特性推定の試み
藤田彩子・舛田博之 日本テスト学会第3回大会
-
2005年8月多面観察評価における上司・同僚・部下の評定結果の統合について潤オ多変量一般化可能性理論による一般化可能性の検証潤オ
入江崇介・鷺坂由紀子・舛田博之・二村英幸 日本テスト学会第3回大会
-
2005年3月多面観察評価における行動評定スコアの潜在的構造
小方 真・杉澤武俊(独立行政法人大学入試センター)・舛田博之・二村英幸 経営行動科学 第18巻第2号 P89-98
-
2005年1月一般企業人を対象とした性格検査の妥当性のメタ分析と一般化
都澤真智子・二村英幸・今城志保・内藤 淳 経営行動科学 第18巻第1号 P21-30
-
2004年11月昇格選考における論文評定の分析:多変量一般化可能性理論を用いた信頼性の検討
鷺坂由紀子・入江崇介・内藤 淳・二村英幸 経営行動科学学会第7回年次大会
-
2004年9月適性検査の予測的妥当性−適性検査と職務遂行能力評価の収集時期のひらきからの分析−
持主弓子・今城志保・内藤 淳・二村英幸 産業・組織心理学会第20回大会
-
2004年8月一般知的能力検査における紙筆版とCBT版の項目特性の比較
前田純子・藤田彩子・舛田博之 日本テスト学会第2回大会
-
2004年8月多面観察評価手法の特性に関する検討 潤オ一般化可能性理論によるアプローチ潤オ
入江崇介・鷺坂由紀子・舛田博之・二村英幸 日本テスト学会第2回大会
-
2000年3月管理者層を対象とした性格検査・知的能力検査の妥当性のメタ分析と一般化
二村英幸・今城志保・内藤 淳 経営行動科学 第13巻第3号 P159-167
調査
レポート
-
2023年11月
採用面接評価を科学的に解明する
採用面接は、採用意思決定において重視される情報です。米国を中心に、評価手法としての採用面接の特徴や課題については、すでに多くの研究が行われてきました。これらの研究成果を参照しつつ、日本の採用面接の課題を明らかにしたり、精度向上のためにできることについて、考えたいと思います。
論文
-
2017年4月Does conversation change the first impression in employment interview?
今城志保 米国産業・組織心理学会第32回大会(The 32nd Annual Conference of the Society for Industrial and Organizational Psychology)
-
2014年7月What would be the impact of interviewers’ first impressions toward applicants on their later evaluations in selection interview?
今城志保 第28回国際応用心理学会(28th International Congress of Applied Psychology)
-
2013年9月企業の採用面接評価に関する新たなフレームワーク
今城志保 日本応用心理学会第80回記念大会
-
2013年9月採用面接における第一印象評価の研究−面接者間の評価の違いに着目して−
今城志保・瀧本麗子・ワン チェン 産業・組織心理学会第29回年次大会
-
2012年11月中国人キャリアアドバイザーによる面接評価の効果−グローバルな新卒採用場面における実証的検討−
今城志保 経営行動科学学会第15回大会
-
2012年8月採用面接はどのようにパフォーマンステストでありうるか
今城志保 日本テスト学会第10回大会
-
2011年9月採用面接おける初期印象の影響
今城志保・繁桝江里(青山学院大学)日本社会心理学会第52回大会
-
2010年8月なぜ採用面接時の評価観点は面接者間で異なるのか−面接者の職務経験の違いによる影響−
今城志保 日本グループ・ダイナミックス学会第57回大会
-
2010年7月The reality of the evaluation of person-organization fit in a selection interview in Japan
今城志保 第27回国際応用心理学会(27th International Congress of Applied Psychology)
-
2009年11月新規学卒採用面接における組織適合評価の実証的研究:面接者間の評価の違いに着目した検討
今城志保 経営行動科学学会第12回大会
-
2009年8月採用面接における評価内容の企業間の共通性と特殊性−面接でどのような人が評価されるかはなぜ企業によって異なるか−
今城志保 産業・組織心理学会第25回大会
-
2008年11月採用場面における構造化された情報収集の効果についての検討
今城志保・福山亜紀子 経営行動科学学会第11回大会
-
2008年11月応募者の価値観が面接時の自己呈示行動に及ぼす影響
今城志保 経営行動科学学会第11回大会
-
2007年11月面接者の価値観が面接評価に及ぼす影響
今城志保 経営行動科学学会第10回年次大会
-
2007年9月採用面接評価における面接者要因の探索的検証 なぜ面接評価は面接者によって異なるのか
今城志保 産業・組織心理学会第23回大会
-
2005年12月採用面接評価の実証的研究:応募者、面接者、組織が面接評価に及ぼす影響の多水準分析
今城志保 産業・組織心理学研究 第19巻第1号 P3-16
-
2003年9月組織や面接者の違いが評定結果に及ぼす影響
今城志保・舛田博之 産業・組織心理学会第19回大会
その他のテーマ
- 記事のキーワード検索