人材育成とは何か。人材育成の手法や、成功させるポイントをチェック。社員研修・社員教育のリクルートマネジメントスクール

人材育成とは何か。人材育成の手法や、成功させるポイントをチェック

新人・若手社員が自立して仕事をこなせるようになるためには、本人の成長意欲はもちろん、会社が成長を後押しすること、つまり新人・若手社員の育成をすることも必要です。では、人材育成はどのように進めれば良いのでしょうか。今回は人材育成の手法や人材育成を成功させるためのポイントについてご紹介します。

効果的な人材育成の方法については、以下の研修で詳しく紹介しています。

◆研修企画・設計入門 〜研修効果を高める研修デザイン〜
◆部下の行動と学習を促進する「1on1」(1対1の定期ミーティング)のすすめ 〜効果的な進め方とポイント〜
◆今の時代の新人・若手育成のポイント 〜育て方を変えればここまで変わる〜
人材育成とは、企業に貢献できる人材の育成を指します。
では、なぜ人材育成が必要なのでしょうか?また、人材育成にはどのような種類があるのでしょうか。ここでは、人材育成の意義と種類について確認します。

人材育成の意義
人材育成を行い社員のパフォーマンスを高めることで、企業業績の向上が期待できます。つまり人材の成長は、企業の成長にとっても必要と言えるでしょう。
また、人材育成に取り組むことによって、育成する側にとっても、「育成経験を通じて、自身の成長にもつながる」「人材育成を成功させるために、社内に協力し合う風土が醸成される」というメリットがあります。

人材育成の種類
人材育成には、育成対象に応じた種類があります。育成対象とは、例えば新入社員、中堅社員、管理職を指し、それぞれ人材育成の目標が異なります。

新入社員を対象とする人材育成は、専門性よりも社会人の基礎を身に付けるということに主眼が置かれます。これが中堅社員になると、一定の専門性を身に付け、他のメンバーに指示を出せるにようになることが目標になります。
部下の評価を行う管理職の場合、部下のマネジメントや評価を適切に行えるようになるための研修を実施する会社もあります。
人材育成は、大きく「OJT(On the Job Training)」「Off-JT(Off the Job Training)」「SD(Self Development)」の3つに分類されます。

OJTはOJTトレーナーの指導を受けながら職場で業務内容を学ぶ方法です。OJTトレーナーとは、OJTの教育を担当する先輩社員のことで、新入社員を対象とするOJT研修では、OJTトレーナーがマンツーマンで指導を行います。

これに対して、職場を離れて能力開発に取り組む方法をOff-JTと呼びます。

SDは自己啓発のことです。SDを促すため、通信教育の受講費用を補助したり、資格取得時にお祝い金を出したりする会社もあります。
人材育成は企業の成長に欠かせませんが、「人材育成に取り組んでいても効果が感じられない」という企業も少なくありません。
そこでここでは、人材育成を成功させるための3つのポイントをご紹介します。

人材育成の目的を明確化する
人材育成の目的を明確化することによって、その目的を達成するために必要なことも明確になります。
例えば、次世代リーダーの育成が目的の場合、次世代リーダー候補者に求められる要件の定義や候補者選抜が必要です。選抜された対象者に研修を実施する際は、次世代リーダー候補者としての意識付けと、研修の目的を伝えることで、施策の効果が高まります。

社員の自発性を引き出す環境作り
入社前にやる気に満ちあふれていた社員が、入社後に指示待ちになってしまうケースはよく見られます。この原因の1つは、自分の頭で考えて行動するよりも、ルールや前例に従うことを良しとする風土です。「不要な社内ルールをなくす」「納得性の高い評価制度を作る」「チャレンジを奨励し、失敗を責めない」など、会社として社員の自発性を引き出す環境作りに取り組む必要があります。

実践機会を設ける
研修の実施は人材育成の一環として有効ですが、学習内容を定着させるためには実践機会を設ける必要があります。研修受講者に行動計画を立ててもらった上で、学んだ内容を生かせる業務を任せたり、権限を委譲したりすると良いでしょう。上司と共に一定期間ごとに振り返りを行うことによって、実践を促進することができます。
今回は人材育成の概要や手法、成功させるポイントについてご紹介しました。人材育成は、企業が長期的に競争力を維持・向上できるかどうかを左右します。人材育成には手間もかかりますが、競合他社との差別化を図るために、積極的に取り組んでみてはいかがでしょうか。

効果的な人材育成の方法については、以下の研修で詳しく紹介しています。

◆研修企画・設計入門 〜研修効果を高める研修デザイン〜
◆部下の行動と学習を促進する「1on1」(1対1の定期ミーティング)のすすめ 〜効果的な進め方とポイント〜
◆今の時代の新人・若手育成のポイント 〜育て方を変えればここまで変わる〜