ロジカルシンキング(論理的思考)とは?概要やトレーニング方法をチェック。社員研修・社員教育のリクルートマネジメントスクール

ロジカルシンキング(論理的思考)とは?概要やトレーニング方法をチェック

ビジネスでは、自分が置かれた状況を正確に把握し、取るべき行動を考えなくてはならない場面が多く出てきます。このようなときに役に立つのがロジカルシンキング(論理的思考)です。
今回は、ロジカルシンキングの概要やトレーニング方法についてご紹介します。

ロジカルシンキングの基本と使い方については、以下の講座で詳しく解説しています。

◆ロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウ(問題解決に必要な3つの思考法と3つのツールを身につける実践的ロジカルシンキング研修)【1日】
◆使える!ロジカルシンキング 〜“わかりやすさ”のための3つの基本思考〜
ロジカルシンキングとは、論理的思考のことです。ロジカルシンキングを身につけることで、「初めて直面する問題であっても、解決のヒントの筋道を立てて考えられる」「論理の飛躍なく、相手に物事を分かりやすく説明できる」などの効果が期待できます。
ロジカルシンキングの重要性を理解した後で、主な手法を押さえておきましょう。
ここでは、ピラミッド構造、フレームワーク思考、ゼロベース思考の3つを取り上げます。

ピラミッド構造(トップダウンアプローチ、ボトムアップアプローチ)
ピラミッド構造とは、結論(仮説)を置き、その下の階層でその根拠を並べ、さらにその下の階層で結論の根拠に対する根拠を並べる、ということを繰り返してできる、結論を頂点とするピラミッドのことです。

ロジックを組み立てるアプローチには、ピラミッドを頂点から下に降りながら考える「トップダウンアプローチ」と、下から頂点に上る「ボトムアップアプローチ」の2つがあります。

トップダウンアプローチは、「仮説→根拠→事実」と仮説を出発点として論理展開を行う方法、ボトムアップアプローチは「事実→根拠→仮説」と積み上げで仮説を構築する方法です。

フレームワーク思考(MECE、ロジックツリー)
MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)とは、「漏れなくダブりのない状態」を指し、「ミーシー」と呼ばれます。

例えば新商品を企画する際は、ターゲット設定から始める必要があります。ここで適切にターゲット設定をするためには、MECEを意識することが大切です。この場合、年齢、個人/法人、地域などの切り口で分類することが考えられます。

ロジカルに考える際には、ロジックツリーの活用が効果的です。
基本となるロジックツリーには、問題点の原因を掘り下げて考えることで根本的な原因を見つける「WHYツリー」、課題解決の方法を整理して優先順位をつける「HOWツリー」、大きな要素を小さな要素に分解する「WHATツリー」の3つがあります。

ゼロベース思考
ゼロベース思考とは、先入観にとらわれることなく、白紙の状態から考える姿勢のことです。思い込みにとらわれてしまうと、新しい発想を生み出すことができなくなったり、自分で限界をつくってしまったりします。
自分の中の無意識な思い込みや前提条件をなくして、どうすればできるのかをゼロベースで考えることが大切です。
ロジカルシンキングは、実践で身につけることができます。トップダウンアプローチ(ボトムアップアプローチ)で論理展開(仮説構築)を行ったり、ロジックツリーで複雑な問題を漏れなくダブりなく考えたりすることは、良いトレーニングになります。

また、ゼロベース思考を習慣化するために、「これまでの自分の思考プロセスを確認し、思い込みを明らかにする」「ブレインストーミングで、できる限り多くのアイデアを出す」ことも有効です。
いずれのトレーニングについてもグループワークを取り入れ、チームのメンバーからフィードバックをもらうようにすると効果が上がるでしょう。
今回は、ロジカルシンキングの手法やトレーニング方法についてご紹介しました。ロジカルシンキングは、複雑な問題を的確に分析したり、固定観念にとらわれずに柔軟な発想をしたりするために欠かせません。ロジカルシンキングのトレーニングを通して、自分の頭で考える力を身につけることをお薦めします。

ロジカルシンキングの基本と使い方については、以下の講座で詳しく解説しています。

◆ロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウ(問題解決に必要な3つの思考法と3つのツールを身につける実践的ロジカルシンキング研修)【1日】
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