新人・後輩指導を行う「OJTリーダー」とは?役割や育成方法をチェック。社員研修・社員教育のリクルートマネジメントスクール

新人・後輩指導を行う「OJTリーダー」とは?役割や育成方法をチェック

新人や後輩の入社後もしくは異動後しばらくの間は、指導担当役の社員が業務の進め方を見せて教えるOJT(On the Job Training)が行われ、新人や後輩に業務を覚えてもらうことが一般的です。
有意義なOJTとするためには、本人の仕事への熱意や意欲の高さだけでなく、指導を行う人物の意識や指導の仕方も重要です。しかし、新人や後輩の視点に立ったコミュニケーションを取ることができずに苦労している場合も少なくありません。

今回は、新人・後輩の指導を行うOJTリーダーとは何か、OJTリーダーの役割と育成方法についてご紹介します。

OJTリーダーに関する詳しい内容は、以下のコースでお伝えします。
◆後輩育成のためのコミュニケーションスキル【1日】
OJTリーダーとは、新人や後輩の指導を担当する社員のことです。会社や業務内容にもよりますが、新卒社員に対しては、おおむね入社3〜5年目の社員がOJTリーダーを務めることが多いようです。
まだ業務に慣れていないときは、つきっきりで指導するということもあります。業務の相談はもちろん、日々の生活の悩みや人間関係についての相談を受けることも、OJTリーダーの大切な仕事です。
OJTリーダーに求められる役割は多岐にわたりますが、代表的なものとして以下の3つを挙げることができます。

【1】仕事への責任感を持たせる
学生時代は「まだ学生だから」という理由でバイト先などでも甘く見てもらえます。そのため、学校を卒業して新社会人になったばかりの新入社員のなかには、仕事への責任感が希薄な者もいるでしょう。このような社員に対しては、仕事への責任感を持たせることから指導を始める必要があります。

クライアントからの信頼は、約束を守ることの積み重ねによって得られます。納期やアポイントメントといったクライアントとの約束は、確実に守らなくてはなりません。仕事への責任感を持たせるために、約束を守ることの重要性をしっかりと理解させましょう。

【2】報告・連絡・相談(ホウレンソウ)を教える
会社はチームプレイであり、自分一人で進めることはできません。他のメンバーとのコミュニケーションが不可欠です。特に会社の仕組みや業務理解が不十分な新人や後輩の場合、自分一人で業務を進めたり、判断したりできない場面が出てきます。

そのため、他のメンバーとスムーズな意思疎通が取れるように、「報告・連絡・相談(ホウレンソウ)」を教えましょう。まずは、報告・連絡・相談のそれぞれの違いを理解させてください。
「報告」は部下が上司へ仕事の経過や結果を上司に伝えること、「連絡」は自分の意見を含めずに簡単な情報を関係者へ伝えること、「相談」は迷ったときに同僚、先輩、上司から助言をもらうことを指します。

また、新人や後輩にホウレンソウを身に付けてもらい、進捗状況をその都度報告させることで、自分の業務を持ちながら指導を行うOJTリーダーの業務負荷を軽減できるという副次的効果も期待できます。
【3】やる気を高める
入社したばかりはやる気に満ちあふれていても、次第にやる気を失ってしまい、せっかくの才能を生かせないケースがよくあります。このような状況に陥る原因の1つは、OJTリーダーの指導法です。

まだ半人前の新人や後輩がさまざまな場面で失敗するケースは少なくありません。きちんと相手の話を聞かずに怒ってしまうようでは、相手を萎縮させてしまいます。どんなときでも相手の話をさえぎらずに相手の意見に耳を傾け、相手に主体性を持たせることが大切です。
それでは、どのようにしてOJTリーダーを育成していけば良いのでしょうか。まずは、組織として新人や後輩を育成する理由、人材育成の方針を理解した上で、自分に求められる役割や心構えを明確にすることが重要です。

OJTリーダーが特に身に付けなければならないスキルとして、コミュニケーションスキルが挙げられます。グループワークを実施して受講者同士でフィードバックを行い、自分に足りないスキルや自分のコミュニケーションの特徴を知ることは、コミュニケーションスキルを向上させる良い方法です。相手のパーソナリティーに応じた効果的な働きかけ方も学ぶことができます。
新人や後輩の話に耳を傾けずに、自分の考え方を押し付けてしまうOJTリーダーもいます。しかし、そのようなOJTでは、指示待ちの人材しか育ちません。コミュニケーションを通じて、一人ひとりの個性や可能性を引き出す意識を持つようにしましょう。

◆後輩育成のためのコミュニケーションスキル【1日】