アサーティブ・コミュニケーションとは?自己表現力を高めるスキル。社員研修・社員教育のリクルートマネジメントスクール

アサーティブ・コミュニケーションとは?自己表現力を高めるスキル

「自分の考え方をうまく伝える自信がなく、上司や後輩に言うべきことを言えなかった」という経験は、誰もがお持ちかと思います。相手を傷つけることなく、自分の気持ちを伝えて理解してもらうためには、どのようにすれば良いのでしょうか。

今回は、自己表現に役立つ「アサーティブ・コミュニケーション」や「アサーション・トレーニング」についてご紹介します。

アサーティブ・コミュニケーションとそのトレーニングに関する詳しい内容は、以下の講座でお伝えします。

◆アサーティブ・コミュニケーション(相手を尊重しながら自分の意見を率直に伝えるマインドとスキル)【1日】

◆リーダーのためのアサーティブ・コミュニケーション 〜対人関係を良好にする伝え方〜【3時間】
アサーティブ(assertive)とは、「自己主張すること」という意味です。ただし、ここでいう自己主張とは、自分の主張を一方的に述べることではなく、相手を尊重しながら適切な方法で自己表現を行うことを指します。つまりアサーティブ・コミュニケーションとは、お互いを尊重しながら意見を交わすコミュニケーションのことです。
アサーティブの代わりにアサーション(assertion)という言葉が用いられることがありますが、こちらも同様の意味です。
相手と対等な関係で向き合い、率直なコミュニケーションを図れるようにするためには、自分自身のコミュニケーションの傾向を知ることが大切です。
アサーティブでないコミュニケーションのタイプの典型例として、以下の3つが挙げられます。
攻撃的タイプ(アグレッシブ)
攻撃的タイプはささいなことで腹を立て、相手の気持ちを配慮せずに自分の意見を一方的に主張するタイプです。相手からは疎ましく思われ、言っていることが正しくても聞き入れてもらえないことも少なくありません。感情のコントロールの仕方を学ぶ必要があるでしょう。

受け身的タイプ
相手から悪く思われることを恐れるあまり、言いたいことを伝えられないタイプです。攻撃的タイプの人から強く主張されると、たとえ無理な主張であっても、受け入れてしまいます。真面目で責任感が強く、「頼まれた仕事が断れない」「他の人に仕事を手伝ってほしいと言えない」のがこのタイプの特徴です。

作為的タイプ
相手に対する自分の不満を、相手に直接言わずに、陰口や態度で伝えようとするタイプです。攻撃的タイプのように自分の怒りを表だって示さないため、周囲からは冷静なように見えますが、気持ちは穏やかではありません。「本当は自分の考えを率直に伝えたいのにできない」という性格の持ち主です。
アサーション・トレーニングとは、アサーティブの4つの柱である「誠実」「率直」「対等」「自己責任」に基づくコミュニケーションを取れるようにするためのトレーニングです。

人が自分の性格を変えることは簡単なことではありません。しかし行動を改めることはできます。アサーション・トレーニングを通して、普段何気なく行っているコミュニケーションの取り方を改めれば、円滑な意思の疎通ができるようになります。

仕事を断れずに抱え込んでしまったり、体調を崩してしまったりする社員も多いといわれているなかで、社員の健康維持は企業にとって大きな課題です。アサーティブ・コミュニケーションを身に付けることにより、自分の現状を率直に伝えたり、必要なときは助けを求めたりすることができるようになります。

また、年齢や性別にかかわらず、お互い対等な関係でコミュニケーションを取れるようになり、コミュニケーションの活性化を期待できる点もメリットの1つです。上司と部下などの関係に縛られず、活発に意見交換ができるようになることで、業務上のやり取りもスムーズになることが期待できます。
アサーティブ・コミュニケーションは、自分の意見を飲み込むことで我慢をしたり、一方的に自分の主張を押し通したりせずに、相手を尊重しながら自分の気持ちを伝えるコミュニケーションです。自分は円滑なコミュニケーションが取れていると思っても、相手はストレスを感じていて、最終的に関係が破綻してしまうこともあります。アサーション・トレーニングを取り入れ、上手な自己表現の方法を学びましょう。

◆アサーティブ・コミュニケーション(相手を尊重しながら自分の意見を率直に伝えるマインドとスキル)【1日】

◆リーダーのためのアサーティブ・コミュニケーション 〜対人関係を良好にする伝え方〜【3時間】