【オンライン受講クラス有】「部下やメンバーに任せるより自分がやったほうが早い」――多くのマネジャー、リーダーが思っていることでしょう。
しかし、それでは部下・メンバーは育たず、自分が抱える仕事が増えるばかりです。
わかっていてもできないのが、「任せる」です。
本コースでは、そうした「自分でやったほうが早い」から抜け出し、任せることのできる上司・リーダーとして、
「任せて、育てて、仕事が回る」というサイクルを作り出すためのポイントを学びます。
本コースでは、部下やメンバーに仕事を任せることができない「自分でやった方が早い病」の人が、どうしたら仕事を(他人に)任せることができるようになるかを学びます。
いつまでも自分で仕事を抱え続けると、自分の仕事が減らないばかりか、部下も育たず、信頼関係も構築できないまま、「負」のサイクルが続くことになります。
そうした悪循環を断ち切り、仕事と人のマネジメントの「正」のサイクルを生み出すために欠かせないのが「任せる」ということなのです。
マネジャー、リーダーの仕事は、短期的業績と長期的人材育成を両立させることにあります。そのための方法論と、「任せて」「フォローする」ための具体的な手法を学びます。
受講後には以下の状態を目指します。
●実践的・現実的な「任せる方法論」が身についている
●「仕事を振る」と「仕事を任せる」の違いがわかっている
●「放任」でも「世話焼き」でもない、部下とのほどよい距離感が見つかっている
●短期的な業績の落ち込みを恐れずに長期的な人材育成を行うという、経営的視点を持てている
担当講師が変更となる場合がございますのでご了承ください。
1.Definition「任せる」の定義
1 「任せる」の3要素「仕事」「○○」「○○」
2 任せるはALL or NOTHINGではない
2.WHY なぜ任せる?
1 任せてもらう部下にとってのメリット
2 任せる上司にとってのメリット
3 自己肯定感の低い上司は任せることができない
4 任せるためには経営者視点と器の大きさが必要
3.WHEN いつ任せる?
1 できるようになってから任せるのでは遅い
2 教育とは「安全な失敗」をさせること
3 任せる=ハイリスク・ハイリターン
4 「任せる技術」を実践している2社の事例
4.WHO&WHERE どこで、誰に任せる?
1 全員一律に任せてはいけない
2 ハーシー&ブランチャードのSL理論
3 成熟した大人と未成熟な子どもで任せ方を変える
5.HOW どのようにフォローする?
1 大胆に任せ、繊細にフォローする
2 進捗管理と人材育成を両立させる1on1ミーティング
3 タスクブレークとマイルストーン
4 デイビッド・コルブの経験学習サイクル
開催地 |
WEB
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期間 | 3時間 | 総研修時間(食事時間を除く) | 3時間 |
開催時間 | 3時間(09:00~12:00、13:00~16:00、17:00~20:00の時間帯) |
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受講費用 | 15,000円/名(税抜) ※チケット制対応あり |
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受講対象 |
リーダー管理職層部長・経営層 主に管理職、リーダーや、プロジェクトや部門横断の仕事などチームを取りまとめる方、外部スタッフを束ねる役割の方など
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事前課題 /準備 |
あり 当日、お手元でご覧いただく資料を事前配布しています。受講者サイトの事前課題ボタンからPCにダウンロードし、適宜ご覧ください。※事前に取り組んでいただく課題はありません。 オンライン受講の接続情報につきましては、 各書面(受講票、メール等)に記載のあるご自身が参加されるクラスをご確認のうえ、ご参加ください。 |
自分でやった方が早い病、まさに自分のことだと思いました。これまで部下や後輩に仕事を任せることができませんでしたが、それこそが私の経営者的視点のなさだと気づき、恥ずかしくなりました。名経営者がみんなやっている、大きな視野でものごとを見ることを私も実践してみたくなりました。
自分は任せるができている、と思いこんでいたが、実際は、単に仕事を振っているだけだった。これからは、部下一人一人の顔を見て、適材適所で育成計画を立て、それに合わせて任せる仕事を選んでいきたい。
結末を体験させる、という考え方には驚いた。民主的ルールを淡々と運用することで、自ら気づいてもらい、厳しさを担保する。それがあれば、コミュニケーションでは優しく、尊敬と信頼ができる。全体で補完しあって考えるのだな、と驚きました。
信用と信頼は違う。信用は条件付き、信頼は白紙委任状。果たして、自分に部下や後輩を信頼することができるか?しかし、それは意思を持つことでできる、と学びました。任せるに限らず、対人関係全般にも通用する考え方、やり方を学ぶことができました。
任せることは、放ったらかしにすることだと勘違いしていました。プロスポーツの世界ではないので、もう少し具体的、現実的にかみ砕いてやらなければならなかったのだと、今となってはよく分かります。マネジメントの考え方も加えつつ、部下を尊敬していきたいと思いました。
公開前後のベンチャー企業で、また、自ら社長を務めた中小企業で、私は「任せる」ができずもがいていました。
しかし、いつまで経っても部下が育たず、任せることができない現状に腹が立ち、真剣に考えてみた結果、勇気を持って任せることからすべては始まる、と気づきました。翌月から私は、あらゆる顧客のところへ訪問することをやめました。それで、売上が下がってもいい。部下を育てよう、と決意したのです。
その時から社内が大きく変わっていきました。何年経っても、自主性や主体性、責任感が育たなかった部下達が別人のようにたくましく変わっていったのです。
本コースは拙著「任せる技術」(日本経済新聞出版社)、「自分でやった方が早い病」(星海社新書)のエッセンスをまとめ直し、アドラー心理学の知見を加えて体系化したものです。「自分でやった方が早いのに・・・」と一度でもつぶやいたことがある人は、ぜひ学びに来てください。
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小倉 広(オグラ ヒロシ)