近年の新人の特徴として、情報社会により知識がすぐに手に入るため、まず前例や正解を探したり、自ら考え自らアクションすることに慣れていないことが挙げられます。
また、企業の仕事・職場環境も、仕事には正解のない仕事が増え、職場は多忙で新人に丁寧に関われない環境です。
この新人の特長と、企業の仕事・職場環境のギャップの中では、自律的に学習する力を育成することが重要です。
本プログラムでは、正解がなく、周囲の支援を得にくい環境では、目的に向かって自分なりに考え、これだと思うことをやってみる(Try)、そして、うまくいかなくてもその経験から学び次に生かすことを積み重ね(Learn)、自律的に成長していく「Try & Learnの力」を高めることを目指します。
【プログラムの特長】
自ら考え行動し、周囲の信頼と成果につなげるTry & Learnサイクルを、以下の3つの特長を備えたプログラムで体験的に学びます。
1.学習内容の具体性_いつ・何をすればよいかがイメージしやすく、実際の行動に移しやすい
報・連・相、PDCAというキーワードや、それらの重要性を認識していても、いざ職場で上司や先輩を前にすると行動に移せていないという声があります。それは、いつ・どんな場面で・どんなコミュニケーションをとればよいのかを、具体的に知らないからといえます。そこで、とるべき行動を仕事の依頼時(Focus)・遂行時(Action)・終了時(Reflection)の3フェーズに分けて具体化。行動に必要なスタンスも併せて学び、その場で実践することで、いつ・どんな行動を・どんなスタンスでとればよいのかがわかるようになります。
2.学習アプローチ_学習内容が確かに自分にとって必要だというリアリティと納得感を重視
これは必要だ・役立つと感じたテーマについてはきわめて学習意欲が高いのが、今の新入社員世代の特徴です。一方で、インターンシップの普及などに伴い、ワークショップや仕事体験(シミュレーション)への馴れによって研修を「こなそう」とする傾向も見られます。職場配属後の自分に役立つとリアリティを持って実感できるよう、漫画でイメージを膨らませたり、「やってみる→指摘・解説」の形ではなく、「教わる・納得する→やってみる→振り返る」形にしています。
3.職場での実践・再現性につながる効果実感_研修内で「成功体験」「効果実感」を得る
今の新入社員にとっては、ダメ出しや失敗体験よりも、学んだ内容を実践し効果を実感する体験の方がよりインパクトのある学習となります。本研修では、リアルな仕事の体験を実際にやってみて→振り返りから学ぶ(リフレクション)というサイクルを、研修の中に3回組み込んでいます。「はじめはできなかったが、こうしたらできた」「なるほど、こうすると確かに有効だ」と、学習内容の有用性を、研修内で体験・確認・実感したうえで持ち帰るため、職場での実践を起こしやすい構造になっています。
担当講師が変更となる場合がございますのでご了承ください。
※プログラムや進行は状況により変更することがあります。あらかじめご了承ください。
午前 | 午後 | |
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1日目 | 09:30〜12:00 オリエンテーション・相互理解 ビジネスパーソンの行動とスタンス ・解説 Try & Learn演習 ・ショートケース ・演習 |
13:00〜17:30 実践演習I ・仕事体験ワーク ・リフレクション 実践演習II ・仕事体験ワーク |
2日目 | 09:30〜12:30 実践演習II(つづき) ・仕事体験ワーク ・中間リフレクション |
13:30〜17:30 ・最終報告 ・リフレクション まとめ ・これからのTry&Learnに向けて |
期間 | 2日 | 総研修時間(食事時間を除く) | 14時間00分 |
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開催時間 | 1日目:09:30〜17:30、2日目:09:30〜17:30 |
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受講費用 | 60,000円/名(税抜) |
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受講対象 |
新入社員層
新入社員(1年目) |
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事前課題 /準備 |
あり 受講当日のオンライン接続情報については、ご自身が参加される研修ごとの各書面(受講票、メール等)記載をご確認ください。 ■事前配布資料:受講者サイトの「事前課題ボタン」から資料一式をご自身のPCにダウンロードし、ファイル中の研修案内に従って内容を確認してください。 ■事前課題:本研修には必須の事前課題があります。受講当日までに最後までワークに取り組み完成させてください。 ■本研修では、PowerPoint形式のワークシートを使いますので、対応するPCを必ずご準備ください(事前課題・当日演習用) |
現在の開催は未定です。決定次第更新いたします。