会社への帰属意識をレビューする
〜「エンゲージメント」という高いレベルを目指して〜

会社が打つべき施策はどのように特定するのか?

そうした中、会社はどのような施策をとるべきなのでしょうか?そのためには、現在の社員の欲求がどのレベルで満たされているのかを把握する必要があります。「欲求」に関する考えで最もポピュラーなものとなっているマズローの5段階欲求(図表4)に沿って考えると、下位の欲求が満たされていなければ、上位の欲求に相当する施策を入れても、絵に描いたモチに終わり、なかなか効果が上がりません。現時点での欲求レベル(=現在満たされていな欲求で下位概念のもの)を把握し、まずはそこを満たすための方策を打つ必要があります。


【図表4 マズローの5段階欲求】

最初に満たすべき欲求を「ホットボタン」と呼びます。最も社員の関心が高く、影響度が大きな欲求と考えることができます。まず、その欲求を満たすための施策を打つ、次にその欲求よりも上位概念に相当する欲求をターゲットと据えた施策を「2の矢」として周到に用意をし、しかるべきタイミングで放つことが最も好ましい方法です。上の図では、「ホットボタン」として「親和の欲求」をまずは満たし、次に「2の矢」として「承認の欲求」を満たす施策を用意することで、社員の欲求を正しい順序で満たし、会社への「エンゲージメント」を高めさせることを意図します。

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