効果的な新人導入教育を実践するためのヒント

興味・関心を拡げる

また、「教える−学ぶ」ことだけでなく、興味・関心を持ってもらう」というところまでの設計もしておきましょう。


将来のモチベーションシナリオを描く

教えることが多く、現場からのプレッシャーが多い余りに、きちんとしなければと担当者の方々が考えることは無理の無いことです。また、新入社員も現場で怒られないよう、正解を覚えよう、ミスが無いようにしようと思うことも当然です。

ただし、この2つのベクトルが重なって、小さな一挙一動のことばかりに目が行き、肝心な「仕事への興味・関心/商品、サービスへの興味・関心」→「自社の理解が深まる」→「自分の会社だと思えるようになる」という、将来のモチベーションにつながるシナリオをさえぎってしまいます。


新人時代だからこそ興味・関心を拡げる体験をさせる

インターネットで簡単に就職活動ができる時代だからこそ、自分の目や耳、肌でその会社を感じて「この会社だ」と決めることも少なくなってきています。残念ながら多くの学生は「内定が欲しいから」その企業の情報を一生懸命「いったん覚え」、1日に2社も3社も面接を受ける中でどんどん忘れてしまっているというのが現実のようです。入社前後にもう一度自社について、今度は「自分が入る会社として」研修の中で企業研究をしてもらう企業も増えてきていますし、その重要性は増してきているように思います。


反面、知識スキル研修が増加している/研修コストを削減する傾向の中で、現場実習や工場見学を減らしている企業が増えているのもまた現実です。こういった機会をなるべく減らしてほしくはないものです。

自社の中核となる強みや価値が生産されている現場や、そこで働く人を見て、感じて、体験しておくことは、どんなポジションに就くことになったとしても重要です。そういった中で興味や関心が得られれば、自然とその周辺のことを知りたくなるものです。そこで得られたものがやがて本人の目標になり、成長を促進することもあるでしょう。
新人のときだからこそ、こういう体験をさせてあげたいものです。

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