効果的な新人導入教育を実践するためのヒント

ビジネス社会に入るオリエンテーション教育

新入社員の導入研修には、次のような役割があります。


役割1 ビジネス社会へのオリエンテーション

普通の社員教育には無い、新入社員教育だけに見られる一番の特徴は、なんといっても「社員とはいっても、中身はまだ学生である」「社員やビジネスパーソンにとっては当たり前のことも、新入社員にとっては当たり前のことではない」ということです。
つまり、単に知識やスキルを伝達するだけでなく、「ビジネス社会に入るオリエンテーションを行う」という重要な役割がある、ということを、再度原点に戻って確認しておきましょう。


役割2 ビジネス・パラダイムの学習

もう少し詳しくいうと、このビジネス社会という異世界に入るオリエンテーション教育とは、学生の世界からビジネスの世界にきちんと橋渡しをし、こちらの世界に慣れさせる支援をすることに他なりません。
これを実際の教育カリキュラムに落としていくと、「ビジネスとは何か」「学生と社会人の違いは何か」「仕事の基本構造はどうなっているのか」・・・など、いわば最低限の「ビジネスのパラダイム(世界観)」を学ばせることにあたります。例えば以下のようなことを学んでもらう必要があるのです。

  • 企業は顧客に価値を提供することで、対価を受け取る
  • そこには常に競合が存在し、競争をしている
  • 仕事は指示・命令に始まり、報告に終わる(報告、連絡、相談は「義務」)
  • ビジネスに正解は無い

教えるべき知識・スキルが毎年増えていく悩みをお持ちの担当者の方は多いと思いますが、それに目を奪われてしまう余りに、この導入教育の役割をうっかり見失いかけているケースも見られます。 この原点は常に忘れずに確認しておきましょう。

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