「管理職≠組織長」時代の管理職とは?
〜事例から読み解く、今の時代に求められる管理職の役割〜

意識転換に必要な3ステップ

事例の中に登場した弊社の研修では、管理職への意識転換を3つのステップを通して促しています。図表5にその3つのステップをまとめました。


図表5:意識転換の3つのステップ

STEP1意識転換の必要性を認識する
昇進をしても非組織長である場合は、意識転換の必要性を感じることが難しい状況です。受講者の置かれている身近な現実の中にも、小さな変化や彼らに対する期待があり、それらを集約していけば、期待役割につながっていることを感じてもらい、意識転換の必要性を認識します。
STEP2意識転換に必要なことを学習する
意識転換の必要性を感じたとしても、自分の置かれた現実環境では実行は難しいと感じる場合があります。ケースシミュレーションを通じて、これから起こりうる状況を疑似体験することにより、どのように意識を転換して動いていくことが必要になるのかを学習します。
STEP3意識転換を決意し、実践する
ケースを通じて必要なことの確認はできても、実践できなければ意味がありません。周囲との相互学習を通じ、自己のものの見方や考え方の特徴、大事にしている考えなどを自覚し、受講者相互の支援を最大化して取り組むテーマへの決意をし、職場実践を促します。

上述の3ステップは、一人で考えるのではなく、研修という場で同じ立場の受講者が集まるからこそ、実現が可能なステップでもあります。このステップを2日間で実施することにより、管理職への意識転換を実現することができます。

また、非組織長の場合は、特にSTEP1の意識転換の必要性を感じる機会がほとんどないことが、意識転換を困難にしている要因でもあります。

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