1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5

6つの観点から代表的な考え方・強化策を提示 「成果主義」見直しのポイント


異動・配置マネジメント

異動・配置に関しては、以下の2つがポイントとなります。

1.成果を問うことと、仕事や役割を選べることとの一定のバランスを保つ
仕事の成果に着目し、日頃の仕事ぶりと成果を評価するため、与えられた仕事や責任などが個人の成果に少なからず影響します。よって、個人が仕事の内容や成果の出し方を一定の範囲で選ぶことができる仕組みが必要で、「成果を問うこと」と「仕事を選ぶこと」は両輪の関係となります。

2.本人の持ち味や特性を加味し、生かす
仕事の成果が問われる中で、個人は自らの持ち味・適性をしっかりと把握し、主体的・自立的に仕事に取り組み、成果の出し方を考える必要があります。異動・配置に際しては、個人の業績・評価の高低や、コンピテンシーの発揮度合いのみによらず、持ち味・適性も加味することが大切です。

成果主義志向の人事制度では、報酬の年功部分を極力排除する一方で、目標・成果の基準を明確にして個人の成果を問うだけでは、“会社都合のチャンスなき成果主義”に陥りがちです。これでは、従業員の制度への納得感が得にくいばかりか、反感や不信を招く結果になりがちです。そのために、「自己申告制度」や各種の「キャリア支援施策」など、従業員自ら選択・決定できる仕組みを構築している会社が増えています。

最近、気になる現象として目先の短期的な業績・目標をクリアし続けているうちに、従業員個人が疲弊してしまうケースがあります。例えば、下図のように役割使命感が高く、期待される行動(コンピテンシー)をとり続け、安定的に業績を上げていても、本来の個人の適性がない場合、やがて本人が燃え尽きてしまう可能性があります。
ハイパフォーマー(高業績者)ほど、この傾向があるのかもしれません。

他方、個人の適性があっても、行動に結びつかず、本人が自信を失っていたり、腐りかけていたりすることもあります。この場合、ちょっとした環境の変化で見違えるほど変わる事もあります。


【図表4 役割使命感と宝の持ち腐れ】

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
お問い合わせはこちらから
WEBからのお問い合わせ
資料請求・お問い合わせ
[報道関係・マスコミの皆様へ]
取材・お問い合わせ
電話でのお問い合わせ
0120-878-300

受付時間
/ 8:30~18:00 月~金(祝祭日除く)

※フリーダイヤルをご利用できない場合は
03-6331-6000へおかけください。

SPI・ReCoBookに関するお問い合わせ
0120-314-855

受付時間
/ 9:00〜18:00 月~金(祝祭日除く)

記事のキーワード検索
Page Top