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主体性を引き出しエンゲージメントを高める 能動的に企業価値の創造を志向するガバナンスとは


事例:社会的な意義を、経済的な意義と紐付け、全社に浸透させる 〜医療サービス機関A社〜

状況:カリスマ経営者による業績拡大
A社は市場需要の拡大に伴い、業績も大きく伸ばしてきました。カリスマティックな経営者が力強く牽引し、一見、A社の今後の展望は明るく見えました。

課題:社員の疲弊とミスの多発
しかし急速な業容の拡大により、社員は疲弊し、また医療サービス機関として起こってはならないミスも複数件発生していました。現在の成長が順調でもこうしたことが続けば、ブランドは大きく傷つき、今後企業価値の致命的な毀損が発生しうることが危惧されていました。

取り組み:社会的・経済的な意義の確認と、現場への浸透
そこで、A社では、社長や経営陣がもう一度、目指すべき社会的意義とその道筋を可視化し、経済的な目標とその道筋との関係を明らかにするとともに、その議論に現場のマネジャーが参加し、納得感を持って現場レベルでの計画管理やMBOに紐付けられるためのセッションを全社横断で実施しました。

成果:経営陣〜現場マネジャーまでの社会的、経済的な意義の再確認による一体感の醸成
上記の取り組みは、社長から現場のマネジャーが参加する大規模なものとなりましたが、そこでのヒアリングや、道筋構築のためのセッションの中で社長や経営陣は日頃感じることのない経営上の問題点を痛感することで、その解決へと邁進することができました。

一方、現場マネジャーはこのセッションに参加することにより、単調な作業に思われた自分の部署の業務が、会社が業績を高めるためにいかに大事なのか、という経済的な意義と、病気に苦しむ顧客にどのように役に立っているのか、という社会的な意義を理解するに至りました。

こうして全社を一丸にし掲げた目標に邁進するA社は、現在においても半期に1回、目標とその道筋を現場レベルも含めたディスカッションにより刷新し、あるべき姿に向けて進んでいます。

成功の要因:現場の積極的な取り込み 
こうした取り組みは経営陣が作った戦略を現場に押し付けるという形になりがちで、ともすると現場には「やらされ感」が醸成されてしまいます。しかしA社の場合は、現場マネジャーがミーティングに積極的に参加することにより、現場マネジャーや、彼らと直接コミュニケーションを取るメンバーが会社の戦略と自分たちの行う業務のつながりを理解し、業務の戦略的な意義、ひいては社会的な意義を理解し、業務と組織への両方のエンゲージメントを高めることになったのです。

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