MBOを生かすマネジャーへ “業績向上”と“人材育成”をともに実現するMBO
現代のマネジャーの置かれている現実環境
今日、マネジメントを取り巻く環境そのものが複雑化・高度化し、マネジャーは厳しい現実に直面しています。具体的には下の表をご覧ください。

上記項目は、実際の研修現場で多くのマネジャーの方々から「該当する」と挙げていただいている項目です。
貴社の現場でも起きていませんか?
このような状況下では、かつてのように、マネジャーが日常的に仕事のPDSを回す(マネジャーが、日常的に部下の行動を観察する/部下からの報告・連絡・相談を随時受けることにより指導・育成する)というきめこまやかなマネジメントをしていくことは、非常に難しくなっているのではないでしょうか。
日常のマネジメントが難しい/成り立たない中で、それでも当面の業績は求められ、なおかつ長期的な戦略実現や人材育成といわれても、そこまで考えられない……。それがマネジャーの本音ではないでしょうか。
このような現実だからこそ、MBOの活用がマネジャーの助けになるのです。次章では、マネジャーにとってのMBOの意義について説明します。