研修はどう現場で活かせるかが大事 現場で活かせる研修とは?
人気公開コースのご案内
ここまで研修プランづくりのポイントをいくつかご紹介してきました。
複数の研修を階層間または時系列で組み合わせていくことが効果的とお伝えしましたが、最後に弊社公開コースにて、よくご利用いただいている組み合わせについてご紹介したいと思います。
A) 管理職と中堅層の強化(MBCとSBC)
前章でご紹介した「マネジメントの原理原則を学ぶ管理者基礎研修(MBC)」と併せて、現場での中心活躍メンバーである中堅層に対して「中堅社員基礎研修(SBC)」をご利用いただくパターンが増えています。
SBCは、若手を卒業して自分の仕事だけではなく自組織の動きを考えて、後輩指導や上司の補佐などの役割に新たにチャレンジしてほしいタイミングでご利用いただくのに最適な研修です。
管理職層と中堅層が自組織の運営を同じ目線で考えていくことができることにより現場での活用度が高まります。
B) 原理原則とマネジメント行動の振り返り(MBCとLDP)
同じく「マネジメントの原理原則を学ぶ管理者基礎研修(MBC)」に併せて、同じ受講層に振り返りとして「リーダーシップ開発研修(LDP)」をフォローとして組み合わせてご利用いただくパターンです。
「リーダーシップ開発研修(LDP)」では、360°サーベイを活用して行動面からのマネジメント意識の振り返りを行います。
原理原則を学び半年ほど現場で実践し、それを360°サーベイを題材にして振り返ることにより、マネジメント行動の定着を図ります。また、研修受講後の職場フィードバックミーティングにより、受講者だけでなく職場全体の行動改革をねらいとした、実践的な取り組みにご利用いただけます。
C) 新入社員の早期戦力化(8つの基本行動とFBP)
最後にご紹介したいのは新入社員に向けての取り組みです。
採用市場の激化、若年層の早期退職などにより、新入社員の定着、早期戦力化は、多くのお客様で大きな取り組み課題となっています。
「8つの基本行動」は、ビジネスマナーと仕事の基本を身につけていただく新入社員導入研修です。
学生から社会人になる新入社員が、マナーと仕事の基本を身につけると同時に、今後の職場に向けて抱えているさまざまな不安を払拭していただくのが大事なポイントです。
「新入社員ブラッシュアップ研修(FBP)」は半年〜1年を振り返り、現在の不安や不満の払拭と、自己成長のための目標設定を行う研修です。視野がせまくなり、さまざまな壁にぶつかりがちな新人に対して周囲の視野を入れて不安を解消していくことは、今後の成長のための欠かせないステップです。
公開コースでは、他社の新人と知り合い、仕事についての悩みなども共有することにより、大きな安心とまたいい意味での刺激にもつながっています。
なお、セミナーの中ではこのほかいくつかの研修や組み合わせパターンについてもご紹介しています。
他社の方と意見を交わしながら、楽しんで研修プランの作成体験ができる内容となっておりますので、お時間に合わせてぜひご活用ください。