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新入社員にはどんなフォロー研修がよいのか 効果的な新人フォロー研修をデザインするポイント


新人フォロー研修に求められる3つの要素(2)

2.新人の悩みを解消する「場作り」

新入社員の「悩み・不安」は、常につきまとうもの。つまり、それを「ゼロ」にすることはできません。
ただし、「悩んでもしょうがない、と思えた」「気にせず仕事をすることも大事だと気付いた」という状態にすることはできます。そして、それは本人の感情の問題ですから、本人が吹っ切るしかありません。
つまり、ポイントは「悩みを解消する場」を、研修の中でいかに作ることができるか?ということになります。

以下、そういった「場を作る」ためのポイントを挙げておきます。

1)「悩み・不安を話してもよい」ルール作り

新入社員はたいてい「研修でどこまで話してよいか分からない」ものです。講師が新人時代の悩みを語る、「新人なんだから、悩みがあって当たり前だよ」と強く言う、などの工夫をして、「話してもよい」場のルールを先に作ってしまうと、うまく進みます。
話したい悩みを大いに話し、聴いてもらうことで、悩みの半分は解消するものです。

2)「悩み」を明確にする環境づくり

新入社員の多くは自分が何に悩んでいるのか、不安を感じているのか、よく整理されていないものです。
自分の悩みの「正体」を、ケースを使ったり、他の人の悩みと比較することによって、明確にすることで、その対処のヒントも見えてきます。

3)ヒントを多く出し合うディスカッションをリードする

悩み・不安に対処するためのヒントやパターンは、人によって違うものです。また、「これが正解」というものはなかなか見つからないものです。
したがって、「正解を探しにいく」というよりは、「多くのヒントを出し合う」ようにディスカッションをリードすることがポイントになります。
「評価しない」「思いついたことはいったん場に出す」ようにリードしていく、つまり、「意見をたくさん引き出す」ことが、講師側のポイントになるでしょう。

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