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“自分ごと”を引き出すマネジメントのポイントとは 今改めて、「目標によるマネジメントの実践」を考える


取り組むこと自体へ動機づける 〜陥りやすい罠〜

目標そのものには意味を感じなくても、取り組むこと自体には動機づけられて前に進めるときがあります。挑戦的で難しい目標であっても、「このお客様に認められたい」「信頼しているこの上司から言われたら」などが動機となって、不安があっても乗り越えられるときがあります。

●取り組むこと自体へ動機づける際のポイント 〜陥りがちな罠〜
では、取り組むこと自体へ動機づける際のポイントは何でしょうか。陥りがちな罠がいくつかあります。
例えば、
「“できない理由・動けない理由”に着目、それをつぶそうと“もぐらたたき”」
などは、ついやってしまいがちなことです。

しかし、メンバーの立場に立って「できない理由」を挙げるとどうでしょう。「忙しい」「うまくいくイメージが持てない」「不安」など、きりがありません。それを“もぐらたたき”のようにつぶそうとしてもなかなか「できない理由」はなくなりません。でもメンバーの中には「このお客様に認められたい、期待に応えたい」「ほかに取り組めそうな人がいない、自分しかいない」など「動く・動ける理由」もあります。メンバーの「動く理由」に着目することがポイントです。


【図表3 動けない理由−動く理由】

ほかにもマネジャーが陥りがちな罠はいろいろありますが、動く理由は人によってさまざまです。一人ひとりのメンバーの「動く理由」を探し、取り組んでほしい目標との接点をつくり、動機づける。これが取り組むこと自体へ動機づける際のポイントです。

ここまで2つのパターンを見てきましたが、メンバー一人ひとりにかかわること以外にマネジャーができることがあります。

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