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働く人が変化に立ち向かう勇気と力を 学びの機会を最大化する、新しい社員研修のインフラへ

公開日:2011/10/06
更新日:2017/02/27

『下町ロケット』が映す現実社会

下町ロケットが反響を呼び、出版部数が32万部を越えたそうです。
(2011年8月末現在、小学館HP調べ)
閉塞感のある世の中において、中小企業の部品メーカーの活躍が爽快感を生んでいるようで、書評には「誇り」「夢」「勇気」といった言葉が並びます。
その背景には、国内の中小企業には世界に通じる技術やノウハウがあるものの、なかなかそれが評価されず、生かしきれていない今の日本の現状があるのかもしれません。またそんな中で、社員が一丸となって危機を乗り越え、夢をかなえるという物語に、多くの働く人の共感を生んだのかもしれません。
引用:『下町ロケット』池井戸潤著(小学館)

下町ロケットのように、個々人の社員が自身の仕事に誇りをもち、持てる能力を生かし、組織としてその力を統合していくことができれば、競争が激しくなる環境下においても、持続的な成長を続けられるのだと思います。しかし、現実は厳しく、実際の現場では社員は疲弊し、その能力を生かしきれているわけではありません。
企業としても社員の育成は重要視していると考えられるのですが、特に中堅企業にとって現実は厳しく、大手企業に比べて人材育成予算は低く押さえられ、その能力を磨く場をなかなか社員に用意できないのが現状です。


【従業員規模別 一人あたりの教育投資の平均額】

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