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研修プログラム選定のポイント 続・「効果があった!」と言われる研修実施のために


「頭でわかる」とは

「頭でわかる」ための3つのポイント

「頭でわかる」ためのチェックポイントは以下の通りです。

(1)あるべき姿を描き、理解出来ているか?
(2)自らの現状(日常の行動・考え方)を把握出来ているか?
(3)(1)あるべき姿と(2)現状を対比し、変化の必要性・方向性を認識出来ているか?

トレーナーからの講義や解説を通して「知識」を単に理解するだけでは、受講者の行動変容にはつながりません。「あるべき姿」を知識としてではなく、本当に「頭でわかる」ためには、「(1)あるべき姿」と「(2)自らの現状(日常の行動・考え方)」について以下のステップで考える必要があります。

【1】あるべき姿と自らの現状それぞれを明らかにする。(チェックポイント(1)(2))
【2】それぞれを対比する。(チェックポイント(3))
【3】自分なりにどうあるべきかを実感する。(チェックポイント(3))

上記ステップを実現するためには、「グループ討議」と「トレーナーと受講者のやりとり」が重要になります。そして、それらの質を向上するためには、「トレーナーの介入」による影響が大きいといえます。(図表2)

例えば、グループ討議や解説で「マネジメントとしての基本的なあり方はこうなのか」と単に知識的に理解するだけでは、職場での実践は難しいでしょう。必要なのは、トレーナーからの問いかけによって、受講者自身が自らの考えやその根拠を改めて自覚したり、受講者同士の議論を促進して、意見の違いやその理由を明らかにしていくことです。そのことにより、受講者は自分自身の考えや経験と「あるべき姿」を結び付けて考えることができ、そこでの学習ポイントをより深く腹に落としていけるわけです。

また、受講者は印象や推測でグループ討議を行いがちです。トレーナーがあくまでも事実を元に議論を行うよう働きかけていくことも、「頭でわかる」ための重要な要素になります。

「頭でわかる」ための受講者とトレーナーのやりとり

それでは、この「頭でわかる」ということを、実際の研修の中でどのように実現しているのか、その運営についてのポイントを、具体的な事例でご紹介しましょう。

●CCT(理解促進演習〜Concept Clarification Test)
これは弊社の管理職向け研修の代表的なプログラムのひとつである「MBC」で用いられている手法です。
「MBC」は「Management Basic Course」、つまり「管理者基礎研修」で、管理者として必要なマネジメントについての基本的な知識を習得する研修です。
「CCT」とは四肢選択の演習問題で、マネジメントにおける基本的な考え方や知識について、受講者に答えていただき、それに基づいてメンバー間で議論を展開した上で、トレーナーによる解説を行います。

したがって、そこでのトレーナーの関わり方は、単なる講義や解説ということではなく、受講者との「やりとり」が重要になります。具体的な「やりとり」の一例を図表3に紹介していますので、チェックポイントと照らし合わせてみてください。

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