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個人と向き合うタレントマネジメント 一人ひとりを主役に


タレントマネジメントの実現に向けて

前述した通り、階層一律での人材育成、あるいは同一職務系統の上方向を前提としたキャリア開発から脱却すること、社員一人ひとりの志向や特性に着目した主体的なキャリア開発を行いながら、全社レベルで最適配置を進めていくことが急務となっています。

上記を進めるためには、マネジャーの部下への関り方が極めて重要です。部下育成への意識を高めることはもちろんですが、一人ひとりの志向や特性を様々な機会・手法で把握し、人事部門とマネジャーで共有できる仕組みが不可欠でしょう。

そして、人材戦略と事業戦略をつなぎ、人材領域の業績指標を経営層にリアルタイムでレポート(図表5)するためには、事業サイドとの連携強化はもちろん、人事部門の位置づけと権限の見直しも必要になると思われます。

タレントマネジメントを全社的に推進し、実現するためには、人事部門やマネジャーの役割そのものを問い直すプロセスを避けて通ることはできないのかも知れません。

この特集が、環境変化に適した人材マネジメントを検討される皆さんへの一助となれば幸いです。


【図表5 組織や全社の状況をフィードバックするダッシュボード機能】

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