1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5

今も昔も変わらないニーズがある 世代の変化をこえて求められる 新入社員導入研修とは?


設計上の工夫 「姿勢そのものを育成する」

最後に、「相手の期待を考える」姿勢の育成にむけて盛り込まれた、プログラム設計上の工夫を2つ紹介いたします。ビジネスマナーをはじめ、導入研修を設計する際、参考にしていただければ幸いです。

【8つの基本行動】

【 工夫1 典型的なシーンでの型のトレーニング】
華道や茶道では、最初に「型」を学ばせ、一つひとつの作法がなぜ今の型をとっているのか、その機能性や、美しさを自分で体感させるといいます。ビジネスマナーも同様、型どおりの知識やスキルの理解だけでは実践につながらず、徹底的に「体に覚え」させ、「姿勢として根づかせる」ことが重要です。
そこで、「8つの基本行動」研修では、スタートしてから2日目の夕方まで、徹底的な基本行動のロールプレイングを行います。「あいさつ」 「自己紹介」 「電話応対」にはじまり、「報・連・相の進め方」 「顧客の出迎え・訪問」まで、入社後身の回りに起こる典型的な10のシーンについて、繰り返し練習をします。
その様子は、まさに本番さながら。初日の朝と、2日目の夕方ではまるで別人、というお客様の声もあがるほどです。

【 工夫2 複雑なシーンでの総合演習】
典型的なシーンでのトレーニング後、こんどは「電話応対」だけ、「報・連・相」だけ、ではなく、それらを組み合わせた複雑なシーンを用意しています。

例えば、
●お客様からの伝言・依頼〜クレーム対応にいたるまで、「相手の期待を考え」ながら、どう解決していくか
●あるいは顧客を訪問し、上司から依頼された指示をどうやって遂行するか、など、
総合演習を行い、実践に向けた総仕上げを行います。


この演習を通じて、頭と体で覚えた基本行動とそれらが必要とされる場面をつなげ、また、何度も練習することで、職場での再現性を高めることをねらっています。「相手の期待を考えて」行動することが、相手にとっても、自分にとっても心地よいと感じてもらえればしめたもの。工夫1で根づきはじめた姿勢が、自分のものとして定着しはじめた証拠です。

まとめ

さて、今回の特集はいかがでしたでしょうか?

新入社員の志向・就業観や、受け入れる職場環境の変化にともない、「相手の期待を考える」姿勢の習得は、難しさを増しています。したがって、これまで効果のあった導入研修が今後も通用するかどうか、改めて点検する段階にきたといえるでしょう。
また、激しい環境変化や情報技術の発展によって、知識・スキルの陳腐化するスピードが速まっているからこそ、模倣の難しい、時代をこえて通用する姿勢をいかに育成するかが重要になります。「相手の期待を考える」姿勢の習得は、古くて新しいテーマなのです。
導入研修のあるべき姿を再考する、今回の特集がその参考となれば幸いです。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
お問い合わせはこちらから
WEBからのお問い合わせ
資料請求・お問い合わせ
[報道関係・マスコミの皆様へ]
取材・お問い合わせ
電話でのお問い合わせ
0120-878-300

受付時間
/ 8:30~18:00 月~金(祝祭日除く)

※フリーダイヤルをご利用できない場合は
03-6331-6000へおかけください。

SPI・ReCoBookに関するお問い合わせ
0120-314-855

受付時間
/ 9:00〜18:00 月~金(祝祭日除く)

記事のキーワード検索
Page Top