成長のKeyはトランジション 企業人の成長をデザインする
「トランジション・デザイン・モデル」とは
「トランジション・デザイン・モデル」は、企業が求める役割と本人の意識・行動にGAPが生じがちな、役割ステージの転換期に着目したモデルです。転換期を迎えた企業人の役割ステージへの転換を意図的・計画的に促進することで、役割に応じた成果を早期にあげてもらえるようにすることを目的としています。さらにこの人材育成モデルは、個々人が職場でも関わりあいながら役割転換を促進していくモデルであるため、人材育成にとどまらず組織の活性化にもつながるモデルであり、以下のような3つの特長を備えています。
1、企業の持続的成長と個人の成長をつなげた『人材育成モデル』です。
2、すでに役割を全うしているハイパフォーマーの行動を定点観測して網羅的にまとめた「静的なモデル」ではなく、役割ステージの転換メカニズムに焦点をあてた「動的なモデル」です。
3、役割転換を促進させるうえで「周囲の関係性」を重視して、その働きを明らかにしました。「本人の力だけで役割ステージを転換する」という、個人の資質や行動にのみ焦点をおいた人材育成の考え方ではありません。
では、その「トランジション・デザイン・モデル」はどのようなメカニズムになっていて、より役割ステージの転換を促進する上では、何が重要なポイントになっているのでしょうか? そのメカニズムとポイントを次にご紹介します。
【構造的な変化とその変化に対応した人材育成施策】
