1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5

ハードの統合からソフトの融合まで M&Aの組織・人材マネジメント<後編>


最初の融合チャンス事例

ビジョン、戦略、システムや、人事制度(ハード)の統合作業が進む中で、 風土・文化(ソフト)の統合を早くから重視し推進した事例です。
この事例企業では以下のような状況に陥っていました。

・2社の統合決定後に、両社の戦略や、ビジネスプロセス、情報システム等の統合作業が一斉に始まった。
人事制度の統合も早々と着手されたが、統合作業の人・組織文化の融合に関しては後回しとなっていた。
・両社の間で、ソフトの融合は避けて通れない重要なテーマであるとの共通認識は強かった。しかし、何から着手すべきか判然としない状態のまま、どうしても目先の制度の統合作業に意識と時間が向けられがちであった。

そこで、お互いに不要な遠慮をせず本音で話せる関係をつくり、統合後に1つの組織として一緒にやっていけるとの意識を醸成するために、セッションを1つの契機として融合を推進しました。

実際には、図表1のような部長クラス、課長・主任クラス単位でのセッションをベースにしています。お互いのこれまでの仕事内容や個人的な思い、誇りなどを時間をかけ、じっくりとミーティングを実施し、根底にある思い、大事にしていることや目指していることが近いことを確認、ソフト融合の最初の一歩としました。

この事例においては、統合初期での融合のタイミングであることから、まずはお互いの共通点と相違点を明確に認識し、その上で相互に大切にすべきものを共有することに注力しています。課長・主任クラスのセッションにおいては、このプロセスを図表2のような手順で進めました。

【融合施策実施後の効果】

研修直後には「お互いに知り合うと意外に似ていた」「以前から一緒に働いてきたようだ」「同じような苦労を経験していた」などの声が聞かれました。このセッションを契機として、人的ネットワークが構築され、余計な前置きや気兼ねをすることなく、お互いの業務が繋がり、広がり始めました。さらに、お互いに身近に感じながら比較的早いタイミングで1つの組織としてスムーズに仕事が進められるようになりました。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
お問い合わせはこちらから
WEBからのお問い合わせ
資料請求・お問い合わせ
[報道関係・マスコミの皆様へ]
取材・お問い合わせ
電話でのお問い合わせ
0120-878-300

受付時間
/ 8:30~18:00 月~金(祝祭日除く)

※フリーダイヤルをご利用できない場合は
03-6331-6000へおかけください。

SPI・ReCoBookに関するお問い合わせ
0120-314-855

受付時間
/ 9:00〜18:00 月~金(祝祭日除く)

記事のキーワード検索
Page Top