求められる「役割」を認識し職場で実践する マネジメントの原理原則を押さえたリーダー・マネジャーの育成
MBCプログラムの特長
マネジメントの原理原則に関する全体像の把握
マネジメントで扱う領域は幅広く、さまざまな定義が存在します。MBCでは、管理過程論やリーダーシップ論をベースにしながら、「マネジメントの原理原則のメニュー」を図表1のように再整理しました。これらを網羅的にわかりやすくコンパクトに掲載した、「マネジメントハンドブック」を受講者の皆様に事前配布し、トレーニング効果を高めることを狙っています。

職場での行動化を促すための演習
マネジメントハンドブックで扱った内容を、経験に基づいて理解をし、日常のマネジメント場面で活用していただくために、トレーニング場面では、理解促進演習とケース演習を行います。図表2は、理解促進演習(CCT;Concept Clarification Test)の設問例と進行イメージを表しています。具体的には、イ〜二の各設問について、個人で解を出し、その選択根拠をグループ討議でぶつけ合います。議論が一段落した段階で、人材開発トレーナー(以下トレーナー)が受講者の経験を引き出しながら、討議のポイントや争点を明確にしていきます。
それらを踏まえて、トレーナーによる原理原則の解説を経て、受講者は自分のマネジメントスタイルを再構築し、日常のマネジメントで実践できるようになるのです。