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人材マネジメント実態調査」からの考察 人・組織のグローバル化のトレンド

公開日:2011/12/16
更新日:2017/11/08

「日本人のグローバル化」と「ヒトの現地化」、双方で高い課題意識

まずはグローバル人材マネジメント課題について、日本本社での取り組みテーマと海外現地法人での取り組みテーマ、それぞれの傾向をご紹介します。

■日本本社で喫緊の課題は、「日本人のグローバル化」
日本本社のテーマに着目すると、語学教育、グローバルビジネススキル教育、海外赴任者選抜・育成、グローバル共通の次世代リーダーの選抜・育成など、課題としての選択率が6割〜8割と高くなっていました。
語学教育やグローバルビジネススキル教育については、その対象者が海外赴任者や一部の選抜されたリーダー人材のみではなく、日常の業務で海外との接点を持つ人材にも及ぶと考えられます。急速に加速するビジネスのグローバル化にキャッチアップすべく、「日本人のグローバル化」に急ピッチで取り組んでいる状況が、この結果に反映されているようです。

■海外現地法人で喫緊の課題は、「ヒトの現地化」
続いて、海外現地法人のテーマに着目してみましょう。7割程度と最も選択率が高かったのは「ローカルスタッフ(マネジメント層)育成」でした。
経営の現地化に伴う「ヒトの現地化」、そのための現地人材の管理職への登用、登用のための候補者の選抜・育成、また登用後の能力開発に各社が力を入れ、そこで多くの問題に直面していることが窺えます。

グラフをご覧いただくと、その他の多くの課題も一定以上の割合で選択されていることが確認できます。
人・組織のグローバル化に関連するさまざまな課題にチャレンジしている状況は、海外でビジネスを展開する日本企業にとって決して特殊な状況ではないようです。

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