学びの機会を最大化する 社員教育のパラダイムを変える
具体的活用例その(3)〜企画スタッフ強化施策
続いて三つ目の活用例は、企画スタッフ向けの研修として利用するケースです。
実は今回たくさんのお客様からお話をお聞きする中で、最も多くの方からお聞きした活用イメージが、この企画スタッフ向けの研修として活用するケースでした。
全社のマーケティングを担っていたり、中長期の戦略検討をしている企画スタッフは、企業戦略立案や推進のために重要な役割を担っているので、本来は重点的に教育をすべき対象となります。しかし実際には、売上を生み出す営業部門や、管理職への研修が優先となり、企画スタッフの優先順位がどうしても下になっている状況です。
【企画スタッフに求められるスキル例】

そんな企画スタッフ向けの活用例として、まず一つ目に、企画立案やコミュニケーションに関するスキルの強化があげられます。
企画の立案やそれに付随する情報収集、またその推進に関する社内コミュニケーションは、企画職のベースとなるスキルです。しかし、意外とこの点の強化については企画スタッフ本人任せになっており、この機会に教育に取り組みたいとの声は多くありました。
続いて二つ目の活用例は、マスマーケティングに関わる知識・スキルです。
FacebookやTwitterなどのSNSを活用したソーシャルマーケティングはまさにその象徴ですが、受け皿となる自社WEBサイトの構築・運用方法など、いかに効果的・効率的にお客様に情報を届けるか、またそれをいかに販売につなげるかは各社重要なテーマになっています。しかし、多くの会社がそのテーマへの知見や経験がなく、できる社員が個別に対応しているのが実情のようです。
このような実情を踏まえて、リクルートラーニングクラブでは、そういった声に対応すべくまずは基礎を押さえるプログラムを開発しております。
最後にご紹介する活用例は、人事ご担当者の方への活用です。
教育体系の策定方法やメンタルヘルス対策、新人の早期戦力化の施策など、人事部門の方は数多くの課題を抱えています。本テーマについては、まさに我々が取り組んでいるプログラム開発における中心テーマになりますので、新人のご担当者から管理職の方まで、さまざまな階層の方に広く受講いただける機会をご用意しています。
また、他部門の方との折衝や自社ブランドの広報などにも活用できると考えております。