1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5

若手社員の本気を引き出すために 若手は今、何を想う


「今」の若手の就職観を生む背景

■若手の持つ自立意識

以上の調査結果から、現在の若手が共通して持っているのは、仕事に対する「自分中心」という価値観と、「自分で居場所を見つけなければいけない」という強い意識だといえます。思春期が、終身雇用や年功序列の崩壊の時期に当たり、それに伴って安定的だった個人と会社との関係がゆらいでいく様子をメディアを通じて、あるいは身近なところで感じていた彼・彼女たちは、会社に対する信頼や依存心を持ちづらくなっているのかもしれません。

それゆえに、自分の力で社会を生き抜いていくために、早期に「自分らしさ」を確立し、自分の興味のある、強みを発揮できる領域で成長していきたいと考えるのではないでしょうか。その裏には、周囲に取り残されないように、「回り道をしたくない」「早く効率よく成長していかなければいけない」といったような、ある意味での焦りのような一面も垣間見えます。

■若手の持つ向上意識

「影響力を発揮すること」や「出世すること」を意識しているのも特徴的な側面ですが、その出世像には必ずしも「管理職」としての役割だけではなく、「世の中に対して影響力を発揮できる姿」と「周囲から必要な人材と認められることによる居場所の確保」の双方を求めている傾向があります。
その意味では、影響力を発揮する場は「ある特定の会社」である必要は必ずしもなく、自分の存在価値を高めることで周囲に必要とされる人材となり、その「自分らしさ」を発揮できる場所を求めているといえるでしょう。このような新たな「成長」「出世」像は、旧来の終身雇用や年功序列制度が崩壊した今、新しい社員活性施策を考える上でのヒントといえるかもしれません。

一方でそのように若手が捉える「自分らしさ」は、見方を変えればキャリアの浅い「彼・彼女たちの中での自分像」であることも十分に認識しておく必要があります。彼・彼女たちが本当に持っている「らしさ」や「強み」に気づかないまま、自分で描いている自分像に捉われて自己完結してしまう、そんな危険性も十分にはらんでいるのです。

次のページでは、そのような彼・彼女たちを活かすためのヒントを探ってみます。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
お問い合わせはこちらから
WEBからのお問い合わせ
資料請求・お問い合わせ
[報道関係・マスコミの皆様へ]
取材・お問い合わせ
電話でのお問い合わせ
0120-878-300

受付時間
/ 8:30~18:00 月~金(祝祭日除く)

※フリーダイヤルをご利用できない場合は
03-6331-6000へおかけください。

SPI・ReCoBookに関するお問い合わせ
0120-314-855

受付時間
/ 9:00〜18:00 月~金(祝祭日除く)

記事のキーワード検索
Page Top