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人材開発とマネジメントに関わるウソ・ホント ようこそ人材開発部へ 〜異動者むけ演習〜

公開日:2005/04/01
更新日:2017/11/08

人材開発に絶対的な原則はない

10問とも実は『誤り』というちょっと意地の悪い演習だったかもしれません。
当たった、外れたと一喜一憂しても仕方がありません。それよりも重要なのは、なぜ正しいといえないのだろうか、どんな条件があれば正しいといえるのか、を考えることです。まず自分で考えることで知識を鵜呑みにすることが減ってきます。

研修ひとつを取り上げても、昨今は、研修が業績向上の手段や戦略・業務の推進の一環として位置づけられるケースが増えています。たんに研修だけでなく、会社の戦略や職場での環境改善まで踏み込んで、いかに目的を実現するか、考える必要があります。

人材開発は人を相手にする仕事であり、絶対的な原則はありません。また原則には必ず例外が存在します。
しかし、リサーチや研究で明らかになっている考えや原則をわかっていると、失敗やつまずきをあらかじめ回避することが可能になります。失敗しないように、少なくとも注意を向けるでしょう。

ここで紹介したこと以外にも一見するともっともらしいことでも、実はウソである、あるいは他の条件がそろわないと成り立たない原則がたくさんあります。新たに研修部・人材開発部に配属された方は、「現場感覚」を大切にしながらも、人材開発・マネジメントの奥行きの深さを「味わって」いただきたいと思います。

そしてアイディアに行き詰まったり、よりよい具体策が気になったときに、リクルートマネジメントソリューションズが皆さんのパートナーとしてお役に立てると思っています。 気楽に私どもにお声をおかけください。

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