1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5

発展ステージに照らして課題を認識 組織の「ひずみ」は、人事に解消できるか?


「ひずみ」を克服! 施策展開のポイント(2)

●組織に対する共通認識をもつ場
多くの企業では、自社の組織の状態について、日常的に議論する機会はほとんどありません。現実の施策を実りあるものにするためには、まず組織運営に関わるメンバーが、自社の組織について共通認識をもち、テーマの重要性に合意していくことが重要です。そのとき、今回ご紹介している「組織の発展モデル」が役に立つかもしれません。

実際に、ある企業の研修プログラムでは、このモデルを使った議論の場をもちました。その際、参加者の方々からは、「自社の組織の実態を俯瞰して確認できた」「ひずみを解消しないまま、会社の規模が拡大していっていることが再認識できた」「何が起こるか分かるので、今後手を打つべき課題が見える」などの声が上がりました。

「組織の発展モデル」を参考にしながら、自組織について議論の場をもつことをお勧めします。

●組織状態の「モニタリング」のしくみ
社員向けの意識調査などを活用して、定期的に組織の状態を確認することができれば、「ひずみ」が発生する兆しを捉え、先手を打つことが可能になります。例えば、毎年1回、調査を実施・分析して、具体的なアクションを起こしていくしくみを作ると有効です。また、組織力や組織風土について多面的な情報収集を行なうことで、組織の状態を鮮明に把握することができます(図表5)。

組織の発展ステージに伴って生じる「ひずみ」を放置することは、事業へ悪影響を及ぼすおそれがあります。事業拡大の方向性と組織の発展のベクトルを合わせていくことは、人事にとってますます重要なテーマとなっていくでしょう。今回ご紹介した「組織の発展モデル」がその一助になれば幸いです。



■お問い合わせ
サービスに関するお問い合わせやご相談はこちら

■無料セミナー
ベンチャー企業が人事制度構築において陥りがちな罠と乗り越え方
【ベンチャー企業向け】事業成長に伴い、トップダウン型からボトムアップ型組織へ変革する方法とは?

■関連サービス
日本を変えるベンチャーが事業に全力で向き合える世界を創るため、HR領域における各種プロダクトを開発・提供しています。
詳しくはこちら

■関連記事
・事業成長期のHRMを考える勉強会
vol.1 CXO向け研究会レポート リクルート創業期の「心理学的経営」とは何か?
vol.2 HRBP勉強会レポート 「組織の発展モデル」から組織課題の焦点を発見する
vol.3 HRBP勉強会レポート 組織のリーダー・マネジャーが成長する仕掛けとは何か?
vol.4 HRBP勉強会レポート 入社者が早期に活躍するためにHRができる仕掛けづくり
vol.5 HRBP勉強会レポート 社員が仲間を誘いたくなる会社とは「拡大しても熱量を電波しつづける企業の条件」
vol.6 HRBP勉強会レポート 企業の理念を体現する人事制度をつくる

・急成長するネット系企業と共に人・組織を考える研究会
IT Management Journey vol.1 組織拡大に伴いマネジャーをいかに立ち上げるか?
IT Management Journey vol.2 採用した人材が活躍するための「採用」「配属」「適応支援」とは?
IT Management Journey vol.3 組織の力を高めるために、どのような評価・処遇を行うか?
IT Management Journey vol.4 個人の意欲をどのように高め、組織の力に転換していくか?
IT Management Journey vol.5 ミッション・ビジョン・バリューをどうやって浸透させるのか?

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
注目のワード
コラム内キーワード検索