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発展ステージに照らして課題を認識 組織の「ひずみ」は、人事に解消できるか?


組織状態を把握するコツ

前述の調査・研究を通じて、組織の状態を把握する観点が10個あることが分かりました(図表2)。加えて、10個の観点を用いて、発展ステージごとの「初期特徴」「ひずみ」を説明できることも明らかになりました。そのなかの1つである「1.方針の立案展開」について、組織の発展ステージごとの「初期特徴」「ひずみ」をご紹介します(図表3)。

さまざまな観点で自社組織の特徴を把握することができれば、必要な打ち手も考えやすくなるはずです。しかし、10個の観点のすべてを理解して、セルフチェックすることは簡単ではありません。

そこで、より簡易に自社組織の状態を把握するためのコツとして、「ひずみ」が起こる3つの要因をご紹介します。次の3つの要因を知っておくことで、日常の業務を通じて組織の状態を把握し、打ち手が考えられるようになります。

要因1. 社員の働く意識
規模が小さいときは挑戦心に溢れ、成長を求める社員が多く在籍しています。しかし、徐々に規模が大きくなると、安定を志向する社員が増えていきます。
→安定志向の社員が増えることで、チャレンジや変革が起こりにくくなっていないでしょうか?

要因2.把握できる視界の範囲
創業期には、経営陣が全社を見渡すことができます。しかし、組織が大きくなれば、各人の役割が明確になり、分業化が進むことで、経営者も管理職も一人ひとりが把握できる範囲はどんどん狭くなっていきます。
→個々が限られた視野・視界で取り組むことで、結果的に部分最適や短期志向に陥りやすくなっていないでしょうか?

要因3. コミュニケーションパス
社員数が少なければ、コミュニケーションの経路は単純かつ短いもので済みますが、社員数が多くなるほど、経営陣のメッセージは複雑で長い道筋をたどって全体に届く傾向が強くなります。
→情報伝達のコストが大きくなり、結果として判断・行動のスピードが遅くなっていないでしょうか?

以上を踏まえて、組織の「ひずみ」にどのように対処していけばいいかについて、その施策展開のポイントを、次のページ以降でご紹介します。

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