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2014年新入社員調査より 今年の新入社員が求めていることとは?


「相手に伝える」より「自分で考える」

最も身につけたい力は、例年と同様に「コミュニケーション力」で、次が「専門知識」となりました。ただ、「コミュニケーション力」の選択率は昨年と比較して大幅に低下しており、代わりに「専門知識」の選択率は上がっています。
また、今年は「プレゼンテーション力」の選択率も大幅に下がり、「語学力」「文章力」の選択率は上がっています。

相手のことを理解し、相手に対して適切に意図を伝えるなどの対人関係力を高めることへの関心は弱くなってきているようです。職場においては、新入社員の意図や思いが周囲に正しく伝わっているかを意識的に確認する必要があるかもしれません。

また、不安に思っていることでは、例年選択率の高い「仕事についていけるか」「先輩・同僚とうまくやっていけるか」「上司とうまくやっていけるか」の選択率は下がったものの、全体の順位は昨年と同じ結果となりました。
その中で、今年選択率が上がっている項目を見ると、「自分が成長できるか」「私生活とのバランスが取れるか」などが挙げられます。

これらの調査結果から、今年の新入社員は周囲との関係を築くことに関する不安は昨年よりも小さく、自分の能力形成を着実に行うことへの関心が高いことがうかがえます。新人に関わる際には、業務遂行とコミュニケーションを通じて、どのような力が本人に身についているのかを意識して伝える必要がありそうです。

次のページでは、調査から見えてきた特徴と、実際の研修でのエピソードなどを踏まえて、どのように新人に関わるべきかを考えていきます。

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