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新人・若手意識調査のタイプ別分析より 若手の「安定志向」の正体


7割が終身雇用を望む背景

冒頭でも述べたとおり、最近の若者を表すキーワードの一つとしてよくあげられるのが「安定志向」です。働く価値観を考えたときに、安定志向を象徴するものとして「終身雇用を望む」ということがあげられます。

若者はどれくらい終身雇用を望んでいるのか、そしてそれは本当に「安定志向」から来るものなのかどうか、を明らかにすべく定年まで雇用を保証すべきであると考えるかどうか、と、その理由について聞いてみました。

図表4のとおり、8割以上が支持しているAタイプ(安定‐組織)を最多として、最もその割合が少ないCタイプ(変化‐仕事)でも5割以上と、どのタイプも、過半数が終身雇用を支持していることが分かります。

では、どうして終身雇用を支持するのでしょうか。そこにはタイプによる違いが見られます(図表5)。

安定志向のA・Dタイプは、「解雇の不安がなく安心して働けるから」が過半数を占め、保守的な理由からそれを望んでいることが分かります。
一方、変化志向のB・Cタイプでは、「人生設計が立てやすいから」が4割近くいること、「失敗を恐れずに挑戦できるから」の選択率が、A・Dタイプの3倍以上であることから、終身雇用を能動的に活用しようという積極的な姿勢がうかがえます。

つまり、終身雇用を望む理由はタイプによって違い、それは必ずしも「安定志向」からのみ来るものではないということが言えます。

終身雇用の意向に加えて、定年まで現在の会社で働く意向があるかどうか、という自身の意思についても聞いたところ、新たな示唆が得られました。

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