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部下から見た上司の特徴について アジア4カ国比較からみる「理想の上司」とは?


モジュール型とインテグラル型どちらがいいのか

●あるべき仕事の姿から考え、対話の中でコンセンサスを生み出す

これらのギャップを埋めるために、単純に現地国に合わせるべき、日本に合わせるべきとは一概にはいえないでしょう。また、仕事の進め方が、理想の上司のマネジメントスタイルを形作る要因の一つとなっているのであれば、あるべき仕事の進め方に応じて、マネジメントスタイルもまた異なってくるものといえます。

例えば「モジュール型(組み合わせ型)」の仕事の進め方が不可欠な企業や職場であれば、日本の企業であっても他3カ国のような上司像を求められるかもしれません。一方で、やはり「インテグラル型(摺り合わせ)」が事業推進上の不可欠な要素なのであれば、そのスタイルでマネジメントを行うべきとも考えられるわけです。

いずれにせよ、日本人マネジャーが他国の部下に対して、彼らの理想とは異なる働き方を求めなければならないことはあるでしょう。その際、こちらの考え方を無自覚に押し付けてしまうのではなく、その特徴や違いを自覚した上で、あえてそれでもなぜそのマネジメントが必要なのか、という合理性をしっかりと言葉にして伝え、対話する中でコンセンサスを作り出していくことが重要となるでしょう。


※参考・出典
・『チームマネジメント革命 ―国際競争に勝つ経営戦略』ナンシーJ.アドラー著 小林規一訳 (同友館、2009年)
・Laurent “The Cultural Diversity of Western Conceptions of Management” 1983
RMS Research 「グローバル人材マネジメント実態調査 2012」
・厚生労働省「高度外国人材活用のための実践マニュアル」

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