仁田山真一『自分の人生に対して前向きな人を、一人でも増やすために』

大学院での学びを活かして、多様な研修アプローチを探求

2007年にトレーナーに転進して以来、日々さまざまな企業の方と研修を通してお会いしてきました。そのなかで最近の職場で起こっている問題や、一人ひとりが抱えている課題の変化を感じることが増え、それをなんとかしたいと、2年間トレーナーの仕事をセーブして大学院に通う決断をしました。
この決断に至った背景にあるのは「学びの形は、もっと沢山ある」「もっと受講者の皆さんに有意義なアプローチがあるのではないか」という好奇心・探究心です。そもそも、「自分の人生に対して前向きな人を、一人でも増やす」というのが、私の掲げるミッション。目の前の人の、前向きとか、好奇心とか、そういうものが高まる瞬間を見るのがとても好きなんです。人が「あっ」って言う場面、何か今までと違うことに気付いたり、好奇心が湧いたり、そういう再発見みたいな場面に出会いたい。そのために、もっと学びたいと考えました。
大学院に通うことで、当然ながら知見が広がり、さまざまな人たちからたくさんの刺激を得ました。一方で、トレーナーという仕事ほど、特定の業界に縛られずに垣根を超えて、そこで働く人々の現場の声・知見を得られる仕事はないということも実感しました。研修でのやりとりは、受講者の想いや気持ちといった話にまで及びます。これはトレーナーという仕事ならではの魅力だなと改めて気づくことができました。

チャレンジができる環境と、協働の魅力

大学院に通いながらも、私がリクルートマネジメントソリューションズのトレーナーを続ける理由は大きく2つあります。
1つ目は、新しいものへのチャレンジを後押ししてくれる土壌があるからです。事実、私の大学院にいくという自分勝手な決断に対しても、さまざまな人が応援してくれ、支援をしてくれました。そのことには本当に感謝しています。現在は、トレーナーとしての研修の現場に立つ傍ら、大学院で学んだ知見を活かし、リクルートマネジメントソリューションズの新しい標準研修プログラムの開発にも携わっています。
もちろん、通常の仕事の中でも、様々な挑戦ができます。たとえば、あるお客様から「顧客満足を高めるための集合研修をしてほしい」という依頼があったのですが、目的を考えると「一部の方だけが集まる研修では、何も起きない」と感じました。そこで、「私たちが職場に行きます」と言って1日研修を提案し、実際に全国のお客様の営業拠点を訪ね、そこで働く人たち全員と、「どうやって、もっとお客様に喜んでもらえるか」について考えるという研修を実施したこともあります。たとえ前例がなくても、それがお客様のためになると考えるならば、「実現できないかもしれないけれど、まずはチャレンジしてみないか?」というスタンスで仕事をする雰囲気がリクルートマネジメントソリューションズにはあると思います。
2つ目は、やはり「協働の魅力」ですね。私たちトレーナーは、日々現場でさまざまな受講者とやり取りをしながら、「人が学ぶプロセスを、どのように生み出すか」を徹底的に考えます。その一方で、リクルートマネジメントソリューションズには、さまざまな業界の現場に精通しているソリューションプランナー(いわゆる営業)がいます。その双方で意見交換し協働すれば、さまざまな可能性や選択肢が広がります。さきほどの1日研修のアイデアも、その意見交換の中から生まれたチャレンジの1つです。
トレーナーになる前は「すべて自分ひとりで仕事をするもの」と思っていましたが、実際は社員、トレーナー関係なく、問題や課題の解決に向けて一緒に努力できる人がいる。一緒に考えようとしてくれる人がいるっていうところが、とても大きいですね。

受講者により良い機会を提供するために、挑戦し続ける

私自身はトレーナーという仕事を通じて「自分が成長している」というより、「自分を広めている」、「冒険している」感覚でいます。何か新しいことをやると、また先にフィールドが見えてきます。もちろん、トレーナーになりたてのころは、既存のプログラムの中で挑戦や工夫を行っていましたが、最近はもっと自由に色々な冒険や挑戦ができるようになりました。受講者によりよい機会を提供するために、現場や外部から学びを得て、それをダイレクトに実践に活かしていける。この循環がとても楽しくて、日々、新しいことにチャレンジしています。

トレーナーの声

お問い合わせ

Page Top