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働き方・人を知る

専門性はどう磨くか?磨いた先にあるものとは?

  • コンサルタント

    松木 知徳(人材・組織開発領域/マネジャー)

いかに専門性を磨くのか?

前職は生命保険会社に勤務していました。営業や企画の仕事はしたことがありましたが、この会社にはコンサルタント職として入社。もちろん未経験。私の新たなキャリアは、新人に戻ったような気持ちでのスタートでした。そしてそこからは猛勉強の日々。組織人事にまつわる書籍や各業界本などを読みあさり、プレゼンのための企画書をひたすら作成しました。クライアントとのアポイントの後には、同行してもらった営業担当などに自分の説明の率直な感想などを聞き、次に生かす。インプットとアウトプットの繰り返しでした。必死でしたが、このときの経験が現在の自分の基礎体力にもなっているように思います。
年間100冊ほどの本や多くのクライアント様から多様な知識を吸収し、自分の手を動かしてアウトプットを重ねることで、考えるクセもつきました。そうして仕事を続けていくなかで、さらに自分の視野を広げたいという欲も生まれてきました。そして入社6年目、仕事と両立しながら大学院のビジネススクールに通うことを決心。2年間、週4日は大学院へ。そこには、多様な業界・職種の仲間が集まっていてとても刺激的でしたし、教授のアドバイスをもらいながらコンサルティングの実務とアカデミックな知識を融合させ、新たなソリューションを考える日々は充実していました。

磨いた専門性を、新商品として昇華

大学院入学当初から目標にしていたのは、『大学院での研究を通じ、実際に職場で実現できる商品・サービスをつくること』でした。特に、前職で一般消費者向け(BtoC)の仕事を経験し、現在の担当クライアントにもホテルや小売業などサービス業界の企業が多かったことから、「この業界の不を解決できるような新たなサービスをつくりたい」と考えていました。そしてアイデアを大学院と職場の両方で磨き、“従業員、お客様、会社の三者が同時に満足できる要因を把握し、職場の環境整備や組織方針の決定などに生かすためのヒントを掴む”商品へと昇華。
昨今、サービス業界は総じて人材不足にも悩まれています。国内の労働人口が減少する中で解決は容易ではありませんが、事業の効率化だけでなく従業員のやりがいを職場に生み出していく必要があります。しかし、業界の長年の習慣やイメージなどもあり、1社だけで大きな改善を行うのは非常に難しい課題です。この商品はコンサルタントとして特定の会社の課題に対峙するというよりも人材不足に悩む業界全体の「社会課題」と対峙するための商品と位置づけました。大学院での2年間で新商品の構想からテスト調査までを行い、それをベースに2016年3月、社内の新規事業提案制度で提案。「店舗イキイキサーベイ」と名づけた商品は商品化することができました。現在は、コールセンター業界に情熱を注いでいます。離職率も高く教育してもきりがないこの業界において、質の高いコミュニケーションを実現するために、テクノロジー(音声認識、人工知能)を活用したサービスプロダクトの開発を行っています。

自分の専門領域を確固たるものに

旗幟鮮明(きしせんめい)、という言葉があります。「自分の専門領域はこれだ」という宣言をしたり、持論をはっきり打ち立てること、だと私はこの言葉を理解しています。自分なりの旗を立てられると、「このテーマならあいつに、この領域はあの人に聞け」と社内外で思われる存在になります。今まで出会わなかった人から、「一緒に仕事をしませんか」という声をかけていただけることも増えます。実際、この1~2年をみても、リクルートのグループ他社のメンバーや社外の仲間と議論や協働する機会が急激に増えてきました。すると、どんどん自分の視界が広がっていくことを実感でき、俄然仕事が面白くなっていくんです。自分ひとりでは思いもつなかったことが他のメンバーとの協働により実現できる。今後もこのようなワクワクする経験を自ら創り続けていきたいと思います。

※部門・役職は取材当時

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