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2011年10月1日、弊社は奥本英宏が社長に就任し、人材開発および組織開発の領域に特化したソリューションサービス企業として新しいスタートを切りました。創業以来「個と組織を生かす」をスローガンに掲げ、人と組織のマネジメント機能の向上と課題解決に取り組んできました。日本企業を取り巻く厳しい時代環境の中で、改めて問われるその価値とは?今回は、奥本本人よりメッセージをお届けします。
単純な物差しでははかれない時代に必要なもの
この度、社長に就任しました奥本でございます。今回の就任にあたって私が考えましたことは、未来に向けた今日という時代にあって、皆様にどのような価値を提供できる会社なのかをもう一度問い直し、これからの事業に取組んでいきたいということでした。
弊社の社名でもあります“マネジメントソリューション”。その意味するところは、個々人の持てる可能性を引き出し、その力を組織として統合することで更に大きな成果を生み出す、マネジメント機能そのもの、そしてその課題解決です。
もちろんサービスの内容は環境とともに変化していきます。私が人材ビジネスの世界に入っておよそ20年になりますが、その間、弊社がご提供させていただくサービスもずいぶんと変わりました。例えば、経済の成長期には能力要件に従って階層別研修を積み上げていく方法が一般的でした。バブル後の戦略が重要視された時代には、MBA取得に向けた研修や次世代リーダーの発掘育成といったニーズが高まった時期もあります。
今はどうかと申しますと、これまでのような単純な物差しでははかれない時代と言えるのではないでしょうか。グローバル化やIT化の進展により企業間の競争が激化し、卓越したビジネスモデルも確立しにくく、事業活動におけるわずかな差が企業の優勝劣敗を左右する時代。
これからは個別・単体のテーマではなく、事業戦略に添ったHRM(Human Resource Management)の一貫性と強化が企業の競合優位性を高めると考えています。
変化し続ける人事部門の役割
企業を取り巻く環境変化の中で、人事部門が取り組むテーマと果たす役割も変わってきています。大きなポイントは人事部門が事業戦略に対して積極的に関わり、どう貢献できるかが問われるようになってきたことです。例えば、組織全体で自由な発想が出てくるようなクリエイティブな環境作りであるとか、現場のちょっとしたアイデアをマネジャーが引き上げて事業として育てていけるような仕組み作りであるとか、従来の人事部門の業務範囲には収まらないテーマが格段に増えています。人材育成なども、かつてのように課題が明確でなく、例えば「スピード化の時代に対応できるマネジャーの育成」といったように階層別研修を積み上げていくだけでは解決できないケースが増えています。いずれも戦略、人材、組織を個別ではなく、全体として考えることなしに解を見つけ出すことは困難です。
こうした中で人事部門には戦略実現に向けた専門的な知見と施策が求められ、なおかつ打ち手に対する成果も問われる。人事部門が直面している現実に、私たちもまた向き合っています。
弊社は科学性・専門性の高いアセスメントやトレーニング、コンサルティングなどの手法を組み合わせたサービスを通じて経験と知見を積み重ねてきました。
事業活動を通じて、私たちがこだわってきたこと。それは、「受講者が目に見える第一歩を踏み出せる」実効性の高いサービスです。その第一歩は、必ず事業推進につながります。その一歩のために、お客様と共にどこまでも考え続ける。人や組織が変われるかどうかは、じつはほんのわずかの意識の違いにあります。しかし、そのわずかな変化を起こすことが非常に難しい。だからこそ私たちは実効性の高いサービスにこだわってきました。
今後事業テーマに添ったHRM(Human Resource Management)の一貫したサービスの実現や提案力を向上させていくことはもちろんですが、お客様の事業と現場を深く理解し、何があれば、どうすれば人の意識や行動が本気で変わり、事業が前進するかを真剣に考えることに、より一層こだわっていきたいと思っています。
人と組織の力を信じることから生まれる「信じられない力」
弊社のブランドスローガンである「個と組織を生かす」は、創業以来、社員全員が親しみ、大切にしているものです。この根底にあるのは、さまざまな個性を持つ人の力を信じること、その力が合わさったときにさらに大きな力となることを信じることです。私自身、これまで人と組織の相乗関係から生まれる“信じられない力”を数え切れないほど目にしてきましたし、心の底から感動したことも一度や二度ですみません。
今、国内外を問わずに力強く事業を推進している多くの企業は、人と組織こそが自らを未来へと運ぶ最大の力であると確信を深め、その力を最大限に高めるための取り組みを加速させています。中期経営計画に「人材育成や組織の活性化」を盛り込む企業が多くなってきたと感じていますし、「人と組織こそがわが社の最大の強み」と公言される経営者の方も増えてきました。
企業が有する経営資産の中で、人と組織は価値や創造性を生み出す最も大きな力であり、限りない可能性を秘めています。私は人と組織のマネジメントを向上させることで、それらを高め、広げていくことができると信じています。私たちが提供するサービスを通じて、人と組織の力が最大の優位だと言っていいただけるような会社を一社でも多く、そして働く一人ひとりが仕事に対して誇りと面白さを感じ、変化に向けて踏み出す勇気と力を持てる社会の実現に向けて貢献していきたいと思っています。
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